「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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水土里のみちウオーキングin抱返り渓谷

秋田県立自然公園である抱返り渓谷のコバルトブルーの水と、原生林との調和が見事なロケーションの中を歩きます。疏水百選にも選ばれている秋田県田沢疏水土地改良区の「抱返り頭首工」や秋田県仙北平野土地改良区の「玉川頭首工」の施設を巡り、「抱返り渓谷」の原生林、青い渓流と断崖絶壁が織りなす勇壮な渓谷美を堪能し、渓谷随一の名勝「回顧(かえりみ)の滝」で折り返します。
番号:105006
◆コースの概要/距離:9km、所要時間:180分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:抱返り渓谷、最寄駅:JR 角館駅から車、最寄のバス停:-、最寄からの距離:-km 
◆コースの終点/地名:抱返り渓谷、最寄駅:JR 角館駅から車、最寄のバス停:-、最寄からの距離:-km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/秋田県土地改良事業団体職員会 大曲仙北支部 「水土里ネット大曲仙北職員会」、電話番号:0187-87-3655





起点 抱返り渓谷駐車場
抱返り渓谷の由来は以前、人がすれ違う時にお互いを抱きかかえるように返さなければ通れなかったほど狭く険しい山道だったことから「抱返り」と呼ばれるようになったといわれています。
2.5km (25分)
1 玉川頭首工
この施設は仙北平野の水田、約10,000ヘクタールに用水を供給するために作られた川を堰き止めて取水する施設です。普段は立入禁止のため、この様な機会が無ければ間近で見ることは出来ません。上流の発電所との連携が必要なため、24時間体制で遠方から監視・制御されています。
2.5km (25分)
2 山伏岩
この岩は、神話で伝えられた岩です。山法師と巫女が、川を渡ろうとした時、大洪水が起き、巫女は激流に溺れかけました。その時、明神様が現れ、無事助け出したといいます。この神の異変に二人は感激し、巨岩と化したと伝えられています。山法師が巨岩と化したものが山伏岩です。
1.3km (15分)
3 若松堰取水工
この施設は、約64ヘクタールの水田に供給されています。歴史は古く寛文13年とされ、この地に堰を設けたのが始まりとされ、2カ所の隧道もあります。長年洪水等の被害に悩まされてきましたが、その都度災害復旧工事等により整備され現在に至っております。
1km (30分)
4 抱返り頭首工
この施設は、仙北市・大仙市・美郷町を横断する、約30㎞の幹線用水路を流れる農業用水の取水源となっています。かんがい期には、1秒間に最大約12トンの取水を行い、約3,200haの水田に利用されています。また、この水は、生活用水や地域用水にも役立てられています。
0.2km (10分)
5 回顧の滝
自然豊かな原生林のなか、青い渓流と断崖絶壁が織りなす勇壮な渓谷美の調和が見事で、渓谷一の名勝で特に新緑シーズンが見頃で、水しぶきを上げる様に何度も振り返って見たくなることから名が付けられたといいます。
1.9km (40分)
終点 抱返り渓谷駐車場