「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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ほんとの空が広がる道

自然探勝をしながら歴史探訪や街歩きができる、楽しさが重なるコースです。白河より移封された丹羽光重公は10年の歳月をかけて築城したのが二本松城(霞ヶ城)です。戊辰戦争により落城、昭和57年に箕輪門が復元され、苔むした石垣に見事な庭園美にいにしえの昔が偲ばれます。また、二本松城跡である県立霞ヶ城公園は四季を通して自然が楽しめます。更に安達太良山の眺めは格別です。
番号:107012
◆コースの概要/距離:12km、所要時間:195分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:二本松駅、最寄駅:JR東北本線 二本松駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:霞ヶ城公園、最寄駅:JR東北本線 二本松駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1.2km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/ 
◆コースに関する問い合わせ先/二本松市 産業部観光課、電話番号:0243-55-5122





起点二本松駅
1.5km (20分)
1 大隣寺
寛永20(1643)年以降、約220年間二本松藩を統治していた丹羽氏の菩提寺。境内には戊辰戦争の最、戦士した二本松少年隊16一の供養塔があります。
1.5km (20分)
2 見晴台
安達太良山がきれいに見える絶景スポットです。
3.5km (60分)
3 智恵子の杜公園
1994年に開園し、あじさいロード、展望台、詩碑などがあります。光太郎と智恵子が安達太良の山並みや阿武隈川を眺めながら散策した鞍石山の一帯を、「智恵子の杜公園」として整備。二人が手を取り合って歩いた「愛の小径」、『樹下の二人』の詩碑の丘、遊具を備えた「ふれあい広場」、様々な表情の彫刻に出会える「彫刻の丘」など、やさしくあたたかな世界が広がっています。
0.8km (15分)
4 智恵子記念館
生家の裏庭には、当時の酒蔵をイメージした「智恵子記念館」があります。
病に侵された智恵子の美しい紙絵や当時の女性としては珍しい油絵の作品等が展示してあります。
作品を通した智恵子の言葉があなたにも聞こえてくるでしょう。
1.7km (25分)
5 観音丘陵自然遊歩道
二本松の駅前と霞ヶ城を隔てる丘陵。霞ヶ城は、この丘陵が自然の要害となり、難攻不落の城として知られていました。霞ヶ城公園見晴らし台から二本松文化センターまで続くこの尾根道は、散歩道として地元住民に親しまれています。霞ヶ城の全景を眺められる場所もあり、春は城山一面に咲き誇る桜を眺めることができます。
3km (55分)
6 二本松城跡
二本松城跡は、中世から近世にかけて同じ場所で存続した東北では稀有な城跡です。
 築城は畠山満泰が応永21年(1414)にこの地に居を構えたとされます。天正14年(1586)に伊達政宗により畠山氏が滅ぼされると、豊臣秀吉の奥州仕置以後は会津領に組み入れられ、蒲生・上杉の支城として城代が置かれました。その後松下・加藤氏を経て、寛永20年(1643)に丹羽光重が10万700石で入封し、以後、二本松藩の居城として明治維新に至りました。中世から近世にかけて奥州の要としての位置を占めた二本松城跡は、中世から近世への築城技術の変遷を知ることができる重要な城跡です。
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終点 霞ヶ城公園