「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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平将門の史跡を辿る道

坂東と呼ばれた未開拓の地、その荒地の開拓に農民たちと取り組んだのが将門でした。新しい時代を予期した馬牧の経営と製鉄による農具の開発などに取り組み、荒地の開拓を容易にしました。そうした進歩性がー族との争いを生み、更に国家権力との争いに発展し、豊かな郷土の実現を間近にして敗れました。将門は、歴史的に評価の分かれる存在ですが、多くの史跡が遺されており地元の英雄。地方・地域の対弁者として捉えられています。そんな想いを感じながら歩いてみてください。
番号:108009

◆コースの概要/距離:8km、所要時間:107分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:岩井公民館、最寄駅:つくばエクスプレス 守谷駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:19km 
◆コースの終点/地名:岩井公民館、最寄駅:つくばエクスプレス 守谷駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:19km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/古河悠歩の会、電話番号:0280-32-0172





起点 岩井公民館
坂東市の公共施設

0.1km (2分)
1 平将門文学碑
平将門西端100年を記念して、平成14年11月建立された。将門は和歌を詠んだり、伊勢神宮への奉納文が残されており、すぐれた教養人であった。文学碑は、岩井公民館の駐車場脇にある。

3.9km (53分)
2 延命寺
将門ゆかりの寺、別称「島の薬師」。山門は室町時代の建築様式を遺しており、朱塗りの薬師堂には、まさかどの守り本尊「薬師如来像」が祀られている。

0.3km (3分)
3 石井の井戸
将門が巡察の折、翁に教えられ喉を潤したといわれる井戸。他に、「星見の井」、「将門産湯の井」などともいわれている。

0.2km (2分)
4 一言神社
将門ゆかりの神社。石井の井戸の翁を祀ったとされる。

0.3km (4分)
5 島広山・岩井営所跡
将門が関東一円を制覇するときに政治、経済、軍事の拠点とした。周辺には、重臣たちの居館、郎党の住居などが並び、兵たちの宿舎や食料庫、馬つなぎ場があったとされる。

0.4km (6分)
6 国王神社
3女の如蔵尼が父将門の霊を祀ったのが始まりとされる。本殿、拝殿、将門座像は、江戸時代初期のものとされ、県指定文化財となっている。茨城観光100選の1つ。

1km (13分)
7 九重の桜
京都で取り調べを受けていた将門が、朱雀天皇の元服による恩赦があり、帰国が許されたので、感謝して桜を持ち帰ったとされる。

0.9km (12分)
8 富士見の馬場
将門によって軍馬の調練の施設として活用された。鎌倉時代には、豪族たちが戦場に出陣するために馬を飼い、その市場としても機能していたと伝わる。

0.9km (12分)
終点 岩井公民館