「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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偕楽園・千波湖など水戸歴史の道

常陸の国としても水戸藩としても、歴史に彩られた地域が水戸です。水戸を語るに歴史を外しては出来ません。殊に水戸城は吉田、河和田、などにも築かれた歴史が長いのですが、水戸を強めたのは江戸時代に入って三の丸、千波潮有用の地域に城を築き、水戸藩が水戸家として御三家のひとつに数えられ、副将軍として参勤交代を免じられ、汪戸幕府に影響力の大きさを示したことが特筆されます。そんな歴史を語るに忘れてはならない道です。
番号:108019
◆コースの概要/距離:15.5km、所要時間:240分、高低差:7m 
◆コースの起点/地名:水戸駅、最寄駅:JR常磐線 水戸駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:水戸駅、最寄駅:JR常磐線 水戸駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋・冬 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/水戸歩く会、電話番号:-





起点 水戸駅南口
常磐線水戸駅の出口は一つ。左側に進むと南口。
1km (15分)
1 吉田古墳
水戸市街地と相対する吉田台地上にある1辺約8m、高さ約1.6m、の小規模な方墳である。大正3年に発掘され、金環、鉄鏃、直刀、勾玉等が発見されるとともに石室の奥壁には線刻で靱、刀子、鉾等武具を主体とした壁画を施す特異な古墳。
0.8km (20分)
2 薬王院
関東で唯一の青蓮院直末の天台寺院である。平安初期に桓武天皇の勅願所として建立されたと考えられるこの寺は、常陸三の宮の吉田社の神宮寺として国家安全の祈祷をつとめ、この地方の豪族である常陸大掾氏と密接な関係をもって、その帰依と同時に保護をうけてきた。
1.2km (10分)
3 吉田神社
日本武尊が東夷平定の帰途、常陸を過ぎて兵をこの地朝日山に留めて憩わせた故事を以って、この地に神社を創建し尊を奉祀した。尊の御休憩の場所は今日も三角山と称し境内見晴台の一角を占め、神聖な処として伝え残されている。
-km (-分)
4 黄門神社
黄門さま、「義公」こと徳川光圀公(水戸黄門)は寛永5年(1628年)に家臣三木仁兵衛之次の屋敷で生まれ、4歳まで三木家の子としてここで養育されました。現在この地に水戸黄門神社(義公祠堂)がたてられています。
2km (30分)
5 薬医門
水戸城 本丸から二の丸に通ずる橋詰門ではないかといわれている。
 この門の建築的特徴は、正面の軒が深く風格のある門構えとなっている。建立年代は建築様式からして安土桃山時代末期と思われる。
-km (-分)
6 水戸城跡通り
本丸から二ノ丸の地域。この間の通りを昔の姿に改修しつつあります。完成後は、往年の水戸城を偲ばせることでしょう。
-km (-分)
7 大手門跡
明治時代に取り壊された大手門。大手橋水戸二中側に配置されていた水戸城大手門の左門扉が、120年振りに坂東市の万蔵院で発見されました。水戸藩開藩400年、水戸市制施行120周年を迎える記念の年に発見された偶然の奇跡に、大きな感動と歴史の重みを強く与えました。また、明治10年頃に撮影された写真も現存している事もあり、復興の声が上がっています。
-km (-分)
8 大戸橋
三の丸から二ノ丸に向く橋です。両門に空堀があります。現在の橋は昭和9年築。
1km (15分)
9 旧弘道館
水戸藩の藩校として、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により天保12年(1841年)8月に創設されました。藩士に文武両道の修練を積ませようと、武芸一般はもとより、医学・薬学・天文学・蘭学など幅広い学問を採り入れた、いわば総合大学というべきものでした。当時の藩校としては国内最大規模のもので、全国各地の藩校建築に影響を与えました。国の特別史跡になっており、幾度の戦火を免れた正庁・至善堂・正門の3か所は重要文化財に指定されています。
-km (-分)
10 旧茨木県庁
1930年(昭和5年)に竣工。1999年に水戸市笠原町に移転され、現在は、「茨城県三の丸庁舎」として利用されています。東日本大震災で被災し、1年に及ぶ耐震補強・復元工事を終え、1930(昭和5)年の建築当初の姿に戻りました。
-km (-分)
11 南町大通、泉町大通り
市内大通りとして国道50号線に沿う商業集積地。歩道も広く夏祭りには歩行者天国となる。
1.5km (20分)
12 水戸芸術館
水戸市制百周年(1989年)を記念する芸術文化の殿堂。高さ100mの塔、ACM劇場、コンサートホールATM、現代美術ギャラリーが配置されています。 
1km (15分)
13 水戸八幡宮
佐竹義宣公が居城を常陸太田より水戸へ移すにあたり、文禄元年(1592年)水府総鎮守として当宮を鎮祭、文禄3年(1594年)八幡小路(現在の北見町)に本殿を創建。戦災を免れたため文化財も多く蔵しています。樹齢700年、葉の先に実を結ぶ御葉付公孫樹(オハツキイチョウ)は国指定天然記念物となっているほか、拝殿及び幣殿・随神門が市指定有形文化財になっています。
0.5km (10分)
14 二十三夜尊
桂岸寺は正式には大悲山保和院桂岸寺と言い、地元では水戸谷中の二十三夜尊と呼ばれています。当初は香華院(こうげいん)と称しましたが、元禄7年(1694年)、徳川光圀公の命令により保和院と改称します。
-km (-分)
15 回天神社
安政の大獄、桜田門外の変、坂下門外の変以後国のために殉した1、785名の志士の霊を慰めるとともに、後世に伝えるため昭和8年忠魂塔が建てられました。さらに昭和44年には明治維新百年を記念し、回天神社が造営されました。
-km (-分)
16 水戸商業本館
茨城県立水戸商業高等学校旧本館玄関。明治37年年竣工。校舎の玄関部分。ベルサイユ宮殿を模したと伝えられており、屋根・柱の様子や石貼りの外壁にその特徴があらわれている。設計したのは、茨城県技師駒杵勤治である。
-km (-分)
17 茨城県立歴史館
昭和49年茨木県の歴史に関する資料を収集、整理、保存、調査研究し、その結果を広く一般県民に公開するために設置されました。旧県立水戸農業高校の敷地跡。
2km (25分)
18 偕楽園
金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつ。水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園。100種3,000本の梅が植えられ、かぐわしい早春を告げてくれます。
-km (-分)
19 常磐神社
水戸藩の名をな内外に知らしめた第2代藩主徳川光圀公(義公)・第9代藩主徳川斉昭公(烈公)を祀る神社。戦災で本殿以下を焼失しますが、改築され、境内には戦災を免れた能楽殿(鎮座当時の神楽殿・神饌殿)などが残るほか、水戸学関係の資料や日本一の大きさがあると言われる陣太鼓などを展示した義烈館があります。
-km (-分)
20 三木神社
三木之次命・三木武佐命を祀っています。黄門さまは、家老三木邸にて誕生し、幼少の頃はこの三木夫妻に慈育されました。また、御神裔三木啓次郎氏は、松下電器創業者の松下幸之助氏が苦労されていた若い頃に援助をしたという縁で、松下幸之助氏より多大な浄財が奉納されました。このようなことから、現在もテレビドラマ「水戸黄門」は松下電器の提供となっています。


-km (-分)
21 偕楽橋
偕楽園と千波湖とを結ぶのが偕楽橋です。
1.5km (30分)
22 千波湖
偕楽園の南東に位置する周囲約3kmのひょうたん形の湖です。湖畔西側には徳川光圀公(水戸黄門)像が建っています。冬にはオオハクチョウも飛来します。
-km (-分)
23 桜川沿い
水戸市と笠間市の市境に位置する朝房山(201.1m)に源を発し、沢渡川、逆川を合わせながら県都水戸市の中心市街地を貫流し、那珂川に合流する桜川。
3km (50分)
終点 水戸駅南口