「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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天心が想い、大観が描き、雨情が詠んだ感動のふるさと

「波浪と渚の海岸線ウォ一ク」として最適です。それは、近代日本画の中心として活躍した「天心」が当時思索にふけったと言われる、六角堂をはじめ五つの浦に太平洋の白波が砕け散るさま、その光景は、私たちの心を魅了してやみません。また、北原白秋、西条八十とならんで、三題童謡詩人と言われた野口雨情の生家等も私たちに感銘を与えてくれます。絶景の道として一見の価値があります。
番号:108031
◆コースの概要/距離:14.8km、所要時間:210分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:大津港駅、最寄駅:JR常磐線 大津港駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:磯原駅、最寄駅:JR常磐線 磯原駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/高萩ウオーキングクラブ、電話番号:0293-23-1651





起点 大津港駅
3km (42分)
1 長浜海岸 風船爆弾の碑
長浜海岸、平潟から五浦への道沿いの民宿長浜荘の前にある。  
太平洋戦争末期、日本軍は、米国本土に風船爆弾を投下しようと考えた。 
その放飛基地があったことを記念した碑で、二度とこのような悲劇をくりかえさないようにとの願いをこめてつくられた。

1km (12分)
2 天心記念五浦美術館
岡倉天心や横山大観をはじめとする五浦ゆかりの作家たちの業績を紹介するとともに、国内外の優れた名作を紹介する企画展や、近代日本がを中心とする所蔵品展が定期的に鑑賞できる美術館。
1km (12分)
3 六角堂
五浦海岸の茨木大学五浦美術文化研究所内にあり、天心が示唆にふけった所と言われ、緑の松林を背後に前には五つの渚が開け、太平洋の白波が砕け散る。その雄大な姿は、訪れる人々に感銘を与えています。
1km (12分)
4 五浦岬公園
ここから太平洋ごしに臨む朱色の六角堂と岩礁に砕け散る波、緑の松林が織りなす風景は、一枚の絵のようで一見の価値があります。
1.5km (24分)
5 大津漁港(漁業歴史資料館)
北茨木市の伝統文化や茨木の漁業等について学べる「よう・そろー」では、シラス引き網漁や魚のさばき方等、体験メニューも豊富です。
4km (54分)
6 二ツ島
東日本大震災の影響により島の上部の草木が落ち、大きさも依然の2/3程度になりましたが、震災前と変わらず、打ち寄せる波の音と渡風の音が心地よい響きを与えてくれます。
1.3km (12分)
7 野口雨情記念館
童謡作家の野口雨情は、明治15年、現在の北茨城市の磯原に生まれました。記念館には、歴史民俗資料館も併設されており、野口雨情のコーナーには雨情の作品や書、著作などが展示されています。
0.2km (6分)
8 野口雨情生家(資料館)
北原白秋、西条八十と並ぶ三大童謡詩人といわれ「七つの子」「しゃぼん玉」などの童謡や、「磯原節」「磯原小唄」といった新民謡でも知られる野口雨情。 
磯原の海を望むように建つ雨情の生家は「観海亭」と呼ばれ、今でも多くの人が訪れ、雨情が人々から親しまれていることを示します。
0.8km (6分)
9 天妃山
標高21m、光圀命名の低山。県内2番目の低山だといわれている。お堂のあるところから、少し崖を登ると太平洋の海原が開け、北側には二ツ島、大津漁港と続く長い海岸線が展望できる。
1km (18分)
終点 磯原駅