「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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懐かしき鉄道・アプトのみち

日本三大関所の一つ、碓氷関所がある碓氷峠。この中山道の難所を越えるために、明治26年、急傾斜でも運行可能な「アプト式」が採用された旧碓氷線(横川-軽井沢間)が開通しました。昭和38年に廃線となりましたが、日本の近代化に貢献した「近代化遺産」として、平成5年に碓氷峠鉄道施設群は国の重要文化財に指定されました。その廃線跡を遊歩道として整備しましたので、碓氷峠の歴史と自然を体験できるハイキングコースとなっています。日帰り温泉施設「峠の湯」と旧中山道の宿場町「坂本宿」の町並みも楽しめます。
番号:110003
◆コースの概要/距離:14km、所要時間:220分、高低差:300m ◆コースの起点/地名:横川駅、最寄駅:JR信越本線 横川駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km ◆コースの終点/地名:碓氷峠鉄道文化むら、最寄駅:JR信越本線 横川駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・夏・秋 ◆その他/- ◆コースに関する問い合わせ先/安中市 産業部商工観光課観光係、電話番号:027-382-1111




起点 JR信越本線横川駅
信越本線の終点、峠の釜めしで有名な横川駅。駅の近くには碓氷峠鉄道文化むらもあります。
0.5km (10分)
1 碓氷関所跡
関所の西門は徳川幕府、東門は安中藩が管轄した、国境の関所跡。箱根の関所と並ぶ、日本三大関所の一つ。関所資料館には関所及び交通に関する資料が展示されています。安政遠足侍マラソンと同日に碓氷関所まつりが開催されます。
1.3km (25分)
2 旧丸山変電所
明治45年に碓氷線の電化に伴い建設された、煉瓦造りの変電所。平成6年に国の重要文化財に指定されました。
2km (40分)
3 碓氷湖
中尾川と碓氷川の合流点を堰き止めて造った人工湖で、四方を国有林の大木に覆われており、特に秋の湖面にうつる紅葉は見事。湖畔には約1.2キロメートルの散策道があります。
1.1km (25分)
4 碓氷第三橋梁(めがね橋)
碓氷線最大の構造物で、国内最大規模の煉瓦造り4連アーチ橋。経間18メートル、高さ31メートルを超える。建造には二百万個以上の煉瓦が使用されている。国の重要文化財。
1.2km (25分)
5 旧熊ノ平駅
横川と約300メートルの標高差がある。停車場から駅になるも、信号所に降格し、平成9年の廃線に伴い廃止。構内に昭和12年から平成9年まで稼働した変電所が現存しています。
4km (55分)
6 峠の湯
裏妙義や霧積の山々の美しい自然が堪能できる日帰り入浴施設。無色透明で肌への刺激が少ない弱アルカリ性の天然温泉で疲れを癒やせます。1階のお土産コーナーは利用者以外でも気軽に立ち寄れるように開放されています。
3.3km (40分)
終点 碓氷峠鉄道文化むら
鉄道の歴史と列車が一同に集められているテーマパーク。本物の機関車を運転体験できるコースやSL「あぷとくん」、トロッコ列車「シェルパくん」が人気。