「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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山峡に歴史を訪ねるコース

かつて材木商と養蚕業で栄えた飯能市街地は今も蔵が点在し、店蔵絹甚は初春の「飯能ひな飾り展」のメイン会楊、絹織物で使った手作りの吊るし雛が見事です。天覧山山頂から市街地が一望、東京スカイツリーや富士山を望むことができます。多峯主山は領主・黒田直邦の墓や、竜が出るという伝説を持つ雨乞池など見所が多く、標高271mと低山ながらも魅力的です。谷津田の里山風景は今も守られ、清流・入間川、奇岩が美しい吾妻峡をはじめ名栗渓谷は憩の地。まち・やま・かわ歩きの魅力がたっぷりつまっています。
番号:111015
◆コースの概要/距離:10.2km、所要時間:150分、高低差:180m ◆コースの起点/地名:飯能駅、最寄駅:西武池袋線 飯能駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km ◆コースの終点/地名:飯能駅、最寄駅:西武池袋線 飯能駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・夏・秋・冬 ◆その他/- ◆コースに関する問い合わせ先/飯能市 観光エコツーリズム推進課、電話番号:042-973-2111





起点 飯能駅
0.7km (10分)
1 店蔵絹甚
明治30年代後判こ建てられた土蔵造りの店舗。ほとんど改変を受けておらず、建築当初の様子を良く残しています。飯能市を代表する産業だった絹関連の買継商を営んだ建物で、市の歴史を考えるうえで貴重な文化財です。毎週水~日曜日に一般公開。
0.3km (5分)
2 観音寺
鐘つき堂に張子の白象があるニとで有名なお寺です。武蔵野七福神の寿老人の御朱印がもらえます。本堂裏手の小さな谷を通る小道を抜けると、飯能まつりで獅子舞を奉納する飯能諏訪八幡神社に出ます。
0.4km (5分)
3 飯能市郷土館
飯能市郷土館は、飯能地方の歴史を通じて郷土愛を育て、文化の発展、ひいては飯能の将来の発展を図るための施設です。常設展示のほか、・特別展、収蔵展など年間を通して企画展示を行っています。
休館日:月、祝日の翌日(ただしこの日が休日の場合は開館)、年末年始。
0.3km (5分)
4 能仁寺
創建は変転興亡の激しかった戦国時代。飯能地方の領主・中山・黒田両家の菩提寺となり栄華をきわめました。本堂北庭には名園「池泉観賞蓬莱庭園」があり、桃山時代の造園と推定されています。
1km (20分)
5 展覧山
標高195mの低い山ですが山頂からの眺めがよく、飯能市街を一望できます。徳川幕府5代将軍綱吉の生母、桂昌院が奉納したといわれる十六羅漢像を山腹で見るニとが出来ます。
1.5km (30分)
6 多峯主山(とうのすやま)
標高271m。飯能地方の領主・黒田直邦の墓があるほか、源義経の生母・常盤御前が美しさに振り返り登ったと伝えられる見返り坂や、水が涸れたことがなく息をとめて3周すると竜神が現れると伝えられる雨乞池など、伝説が多い山です。
2km (25分)
7 吾妻峡
入間川にかかる岩根橋を境に上流が吾妻峡、下流が飯能河原。吾妻峡は奇岩が続き、渓谷美を見せています。飛石橋(通称ドレミファ橋)を渡ると、対岸には聖徳太子を祀る八耳堂(はちじどう)があります。
2.5km (30分)
8 飯能河原
飯能河原にかかる赤い割岩橋の下流両岸は、「さいたま縁のトラスト保全第4号地飯能河原周辺河岸緑地」に指定されています。入間川がゆるやかに蛇行し、浅瀬は子どもたちの川遊びなどに絶好のスポットです。
1.5km (20分)
終点 飯能駅