「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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オランダ遺産利根運河

柏市、流山市、野田市を流れる利根川と江戸川結ぶ運河で、オラタン人技師のローウェンホルスト・ムルデルにより1890年2月に開削された日本初の西洋式運河です。地形を巧みに利用した運河は緩やかな曲線を描き水辺沿いや周辺では四季折々の生き物の姿、豊かな自然や眺望、運河にまつわる歴史文化や史跡などを楽しむことができます。周辺には、多数の沼や小川が入り組んだ谷津と言われる低地と大地が組み合わさった里山景観がありコブハクチョウをはじめ数々の野鳥や野草、絶滅が心配されている植物も生育する貴重な場です。
番号:112009
◆コースの概要/距離:8km、所要時間:120分、高低差:4.9m 
◆コースの起点/地名:運河水辺公園、最寄駅:東武アーバンパークライン 運河駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの終点/地名:ふれあい橋、最寄駅:東武アーバンパークライン 運河駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.05km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:無 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/流山市 観光協会 商工課、電話番号:04-7150-6085





起点 運河水辺公園 左岸(花の回廊)
春になると桜が満開となりライトアップも行われます。秋には色とりどりの珍しい曼珠沙華、約16万球が公園斜面と散策路を彩ります。
0.27km (4分)
1 割烹新川・ブラッスリーしんかわ
公園に面してたたずむのは、1892年(明治25)創業の割烹料理「新川」。旧館の当時、宿として使用していた建物は「ブラッスリー新川」として地場産の新鮮な食材を使ったフレンチが堪能できます。利根運河の四季の彩と風情を感じるスポットです。
1km (15分)
2 西深井歩道橋
左岸から右岸へとかかる歩道橋。橋までの道のりは運河の流れに沿ってのどかな風景を眺めながらゆっくりと散策やウォーキング、サイクリングを楽しむことができます。
0.2km (3分)
3 利根運河大師堂
大正時代に整備された「新四国八十八ヶ所利根運河霊場」。運河畔に17体の大師が祀られています。
0.4km (6分)
4 窪田酒造・窪田味噌醤油
創業130余年の窪田酒造は千葉最北にある醸造の本場。山田錦を使用の大吟醸等の美酒やみりんも製造。見学もできる(要予約)。窪田味噌醤油は、大正13年創業以来、匠の味をイ現代へと伝えています。
0.7km (10分)
5 利根運河交流館
国土交通省江戸川河川事務所の1階に開設され、利根運河の歴史や自然環境の資料展示の他、情報発信、交流の拠点として様々な活動行っています。
0.14km (3分)
6 運河水辺公園 右岸(ムルデル碑)
国と流山市の共同事業として整備された運河水辺公園には運河を設計したオランダ人技師ムルデルの石碑や浮き橋などがあります。毎月第4土曜日には「うんがいい!朝市」が行われ地元産の新鮮野菜の地、市内の色々な店舗の出店や人で賑わいます。
1.4km (20分)
7 理窓会記念自然公園
谷津と言われる低地と小高い大地が組み合わさった自然豊かな場所。谷津の奥の「白鳥の池」ではコブハクチョウが通年見られるほか冬には100羽以上のマガモが飛来します。大地の雑木林は数々の野草や絶滅が心配される植物が生息する貴重な場所となっています。
1.4km (20分)
8 柏大橋
国道16号線上にある約130mの橋を渡って利根運河左岸へ。右岸の柏大橋までの道のりや左岸を下る道のりは、利根運河の緩やかな曲線に沿って散歩やウォーキング、サイクリングを楽しむことができます。
1.6km (25分)
9 眺望の丘
この場所からの眺望は運河沿川で蛇行する運河の曲線美が上流側、下流側とも、最も素晴らしいと言われる場所です。多くの方がこの眺望を楽しめるように観光立県千葉モデル推進事業の一環でポケットパークが整備されました。
0.5km (8分)
10 ギャラリー平左衛門
約110年前に建てられた蔵をリフォームし、絵画や音楽、書、陶芸などの貸ギャラリーに。お茶や軽食が楽しめる「茶房さわ」が併設されています。
0.11km (2分)
終点 ふれあい橋
運河駅(東口)から東京理科大学を結ぶ歩道橋。多くの市民や学生たちが利用しています。