「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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駿河台コース

千代田区は、江戸時代から日本の中心地として発展してきました。かつて大名屋敷や旗本屋敷が並びまた江戸っ子気質の職人が住んでいたまちは、現代的な大都市に生まれ変わりました。江戸城の面影を今も残す皇居、国会議事堂や政府省庁が集積する霞が関・永田町、世界的なビジネス街として発展する丸の内・大手町、世界に知られる秋葉原の電気街、神保町の古書店街、小川町のスポーツ店街など、さまざまな表情をもっています。駿河台コースは、九段下から秋葉原駅を結び、神保町書店街・駿河台・秋葉原界隈を散策するコースです。
番号:113014
◆コースの概要/距離:4.5km、所要時間:95分、高低差:40m
◆コースの起点/地名:九段下駅、最寄駅:都営地下鉄新宿線 九段下駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:JR秋葉原駅、最寄駅:JR秋葉原駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/千代田区 環境まちづくり部 景観・都市計画課、電話番号:03-5211-3639





起点 九段下駅
靖国通りの九段坂下にある駅で、駅近くには日本武道館、靖国神社、昭和館などの歴史と文化に触れる観光スポットがたくさんあります。
0.4km (8分)
1 神保町古書店街
売場5、000坪、在庫1、000万冊の日本を代表する書店街です。秋には「神田古本まつり」と、多くの出版社が参加する「神保町ブックフェスティバル」が開催。本のワゴンセールのほかパレードや演奏会、講演会など行われます。
0.5km (10分)
2 夏目漱石の石碑(お茶の水小学校)
現在のお茶の水小学校の前身の錦華小学校に夏目漱石は学びました。成績優秀で飛び級で進級したので、卒業しないまま府立東京中学校に進学しました。現在は、校庭横に記念の石碑があります。
0.5km (10分)
3 神田上水掛樋跡
徳川家康は神田・日本橋方面に給水するため、神田川の水道橋付近に木製の樋(掛樋)を架け、神田上水の水を通しました。これが水道橋の由来となります。
0.7km (15分)
4 お茶の水記念碑
お茶の水交番の脇にお茶の水の石碑があります。かつて順天堂病院のあたりにあった高林寺の境内に名水が涌き、2代将軍秀忠が鷹狩りの帰りに立ち寄ってお茶を飲みました。それ以来、将軍家御用のお茶の水にされたのが、お茶の水の由来です。
1km (21分)
5 ニコライ堂
正しくは「日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂」といい、明治17年(1884年)から7年かけて建立されました。ドーム屋根が特徴の日本で初めてにして最大級の本格的なビザンチン様式の教会建築といわれ、現在は重要文化財に指定されています。
0.7km (15分)
6 マーチエキュート神田万世橋
平成25年(2013年)に赤レンガ造りの万世橋高架橋を活かしてオープンしたショップやカフェが並ぶ商業施設です。旧万世橋駅時代のプラットホームを活用した展望デッキや神田川を望める親水デッキもあり、秋葉原の新しい観光スポットです。
0.4km (8分)
7 柳森神社
太田道灌が江戸城を築く時、鬼門除けのために建立した神社です。付近一帯は江戸名所「柳原堤」となり、江戸名所図会や広重の絵にも描かれています。
0.4km (8分)
終点 JR秋葉原駅前
JRのほかに東京メトロやつくばエクスプレスとの乗換駅です。ITの街、電気の街、サブカルチャーの街として全国に、世界に、情報発信しています。