「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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「足柄山の金太郎伝説」をたどる道

金太郎が産湯を使ったと伝えられる「夕日の滝」、動物たちと遊んだと言われるr金太郎遊び岩」と「金太郎の生家跡」など、足柄山の金太郎伝説を訪ねながら、金時山を目指します。登山道は、途中、急な坂道があるが、頂上では360度の眺望。富士山、丹沢、相模湾が一望できる。金太郎が食べるような大きなおにぎりを山頂で食べるのも良いが、「万葉うどん」で、金太郎産湯伝説の滝の水を使って打ったうどん、山頂の「金太郎茶屋」の「まさカリーうどん」を食べるのもおすすめ。
番号:114009
◆コースの概要/距離:7.7km、所要時間:225分、高低差:798m
◆コースの起点/地名:地蔵堂、最寄駅:-、最寄のバス停:箱根登山バス 地蔵堂、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:金時神社、最寄駅:箱根登山バス 金時神社入口、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/南足柄市 都市経済部産業振興課 アグリホールディングス Farm&Fidld事業部、電話番号:03-4477-6886





起点 地蔵堂バス停 「万葉うどん」
0.3km (5分)
1 金太郎の生家跡・金太郎遊び岩
「足柄山の金太郎伝説」は全国的に有名。「足柄山の山奥でけだもの集めて相撲のけいこ」と歌にうたわれた金太郎は、「夕日の滝」下流にある「金太郎遊び岩」で動物と遊んだと伝えられている。金太郎は、大自然の中で熊を投げ飛ばしたと言われるほど元気の良い子どもだったそう。
0.7km (10分)
2 夕日の滝
神奈川県南西郎を流れる「酒匂川」支流内川にかかる落差23m、幅5mの滝。金太郎が産湯をつかった滝と伝えられている。夕目の滝の名称は、夕目に映える美しさから名付けられたと言われているが、毎年1月半ばに夕日が滝口に沈むことからつけられたとも言われている。新緑、紅葉、ともに美しく、夏はキヤンプ場が開かれ、水遊びもできるため、家族連れなどでにぎわう。7月第一日曜日には登山やキヤンプの安全祈願のため、「夕目の滝びらき」が行われる。
0km (0分)
3 金太郎の力水
夕日の滝広場にある金太郎歌碑の横にある水飲み場。地蔵堂の四万長者と言われた金持ちの娘の子どもとして生まれたと伝えられている元気な金太郎にちなみ、名付けられた。この水は、滝近くの湧水を浄水した水道水を活用。軟水で弱アルカリ性の水は地域の特産「足柄茶」との橿既もよく、お茶の旨味や渋み、苦味がまんべんなく溶け込み、色合いが鮮やかになる。
4.7km (130分)
4 金時山頂上
金太郎は、後に武将源頼光の家来となって坂田金時と名乗り、四天王の一人として活躍した。その名前にちなんだ金時山。箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山。日本三百名山のひとつ。南足柄市と足柄下郡箱根町、静岡県駿東郡小山町の境に位置する山で、一帯は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。周囲の山よりひときわ高く、遮るものが少ないため、山頂からの眺望が良く、西側から南東側にかけて富士山、愛鷹山、駿河湾、金時山より箱根峠方面へ伸びる古期外輪山、箱根山最高峰の中央火口丘の神山と中腹に広がる大湧谷の不燃値などを望見でき、さらにカルデラ内には芦ノ湖や仙石原を望むことができる。

0km (0分)
5 「金太郎茶屋」
足柄牛100%のまさカリーうどんが食べられる。「まさカリー」とは、金太郎が使ったと言われる「まさかり」と 「カレー」を掛け合わせた地城のB級グルメ。足柄牛のほか、余太郎の息子のr坂田金平」が「金平ゴボウ」の山来とされていることから、ゴボウも人っている。カレーは、南足柄市に隣接する箱根町にある老舗「富士屋ホテル」」の総料理長の監修。絶景を肴に、ビールやあつあつの煮込みおでんなども楽しめる。
2km (80分)
終点 公時神社(金時神社人口バス停)
金太郎のモデルとなった坂田金時が祭神として祀られている。毎年子どもの日には「公時祭」が行われ、国選択無形民俗文化財に指定されている「湯立獅子舞」が疲労される。境内の脇に金時山への登山口がある。頂上から神社までの道のりには、金太郎の「宿石(やどりいし)」、金太郎が使ったというマサカリを奉納した祠などがある。