「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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みなとまち新潟の文化をめぐるみち

新潟駅をスタート地点として、国重要文化財の萬代橋をゆっくり渡り、古町・西大畑エリアを巡る道。
古町エリアは、北前船の寄港地として栄えた「みなとまち文化」が色濃く残るところ。花街が発展した「新潟古町」は京都祇園、東京新橋とともに日本三大花街として称されてきました。
古町エリアから海に向かったところが西大畑エリア。異国の文化との交わりが感じられる街並みが残っており、昔の風情が薫る建物や小路をめぐることができます。

番号:115007
◆コースの概要/距離:4.9km、所要時間:74分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:新潟駅、最寄駅:新潟駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:NEXT21、最寄駅:新潟駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/新潟市観光政策課、電話番号:025-226-2608





起点 新潟駅
1km (15分)
1 萬代橋
信濃川に架かる橋長306.9mの橋。御影石と六連アーチが美しい。
現在の萬代橋は昭和4年に架け替えられた三代目の橋で、平成16年には国の重要文化財に指定された。
1.4km (21分)
2 鍋茶屋通
老舗料亭や割烹が残り、新潟花街の感じられるエリア。かつては、芸に秀で、全国に名を知られた古町芸妓がいる置屋が数多くあった。
0.3km (5分)
3 三業会館
芸妓置屋、料亭、茶屋(待合)の三業の活動拠点として、花街の華やかな昭和39年に竣工。建物の外観は扇、車寄せは三味線のバチをイメージしている。
0.1km (1分)
4 ホテルイタリア軒
日本で最初の西洋料理店。明治7年にフランス曲馬団員として新潟にやってきたイタリア人(ピエトロ・ミリオーレ)が大けがをし、置き去りにされた時に、当時の新潟県令、楠本正隆に勧められて出店した牛鍋屋が前身。
0.4km (6分)
5 地獄極楽小路
江戸時代から続く老舗料亭「行形亭」を「極楽」とし、かつてここにあった新潟刑務所を「地獄」として、それを隔てた小路であることからこの名が付いた。
0km (0分)
6 白壁通り
料亭や旧商家の邸宅が並ぶ白壁通り。しっくいの壁の蔵やこて絵など、日本情緒あふれる景観が続く。
0.1km (2分)
7 旧齋藤家別邸
豪商・齋藤家の4代・齋藤喜十郎が大正時代に造った別荘。回遊式庭園と近代和風建築が見事。「庭園一如」、つまり庭園と建物を一体のものととらえ、室内から庭園が楽しめるようになっている。
0km (0分)
8 北方文化博物館新潟分館
會津八一が晩年の10年間を過ごした終えんの地。建物は、江南区沢海の大地主・伊藤家別邸だったものを寄贈により博物館として開館している。館内には八一の歌書、良寛の書などを展示している。
0.1km (1分)
9 新潟大神宮
西大畑町の閑静な住宅街の中に鎮座する新潟大神宮。明治17年創建。「会津藩士殉節之碑」と「坂口安吾生誕碑」がある。
0.2km (3分)
10 安吾風の館(旧市長公舎)
新潟市出身の作家・坂口安吾の自筆原稿や愛用品などを様々なテーマに沿って展示している。建物は、新潟市長が住居・執務、来賓を招く場として使用した公舎で、和洋折衷の住宅様式となっている。
0.1km (2分)
11 砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)
日銀新潟支店の8代~37代の30名の支店長が住居した邸宅。現在は新潟市の芸術文化施設として企画展やコンサートなどが開催されている。応接室や和室で喫茶も楽しめる。
0.1km (1分)
12 どっぺり坂
かつて坂の上には、旧制新潟高校の学生寮があり、この坂を下って街に遊びにいくと落第する(ドッペルン=二重)ということから名づけられた。階段の段数は59段(及第点は60点以上)。現在公開中の映画『ストロボ・エッジ』の撮影場所にもなっている。
0.3km (5分)
13 カトリック新潟協会
異国情緒あふれるカトリック教会は、スイス人建築家の設計で建てられたもの。ロマネスクとルネッサンスの折衷様式の木造教会は珍しい。
0.4km (6分)
14 オギノ通り・荻野久作像
世界でも画期的な受胎調節法を発表した産婦人科医、荻野久作氏の功績を称え、邸宅があった通りは「オギノ通り」と名付けられている。自宅跡には荻野久作氏の銅像がある。
0.4km (6分)
終点 NEXT21
地上125m、21階建てのビル。19階展望ラウンジから街並みを一望できる。