「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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臼が峰往来

1300年前、大伴家持が出挙の為志雄路(能登半島)を巡行し、800年余の昔、木曽義仲が倶利伽羅合戦の後、行家救援のため、この志雄山を通り、また、承久の変や南北朝時代にも、ここで攻防戦が展開されました。古くから越中国と能登国をつなぐ幹線道路であり軍事上、北陸道のバイパス的役割でした。同じ頃、親鸞が越後へ配流の折、通ったとの伝説も。江戸時代、巡見使が通る道をご上使往来と呼び、臼が峰を超えた一行は、関谷出(日名田)に出、田江のご上使宿本陣の安達家で昼食をとったと古文書に記録されています。
番号:116014

◆コースの概要/距離:8km、所要時間:180分、高低差:190m ◆コースの起点/地名:速川公民館、最寄駅:-、最寄のバス停:加越能バス 小久米、最寄からの距離:0.1km ◆コースの終点/地名:速川公民館、最寄駅:-、最寄のバス停:加越能バス 小久米、最寄からの距離:0.1km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/初夏・秋 ◆その他/鈴等を着用するとよい ◆コースに関する問い合わせ先/氷見市 地方創生と自治への未来対話推進課 臼が峰往来保存会、電話番号:0766-76-1781″
始点 速川公民館
臼が峰山頂公園まで片道4㎞。
一部自然道(徒歩専用道)有り
0.8km (15分)
1 唐古坂の地蔵様
自然道(徒歩専用道)登り口の石仏(首なし地蔵)
0.8km (15分)
2 唐古の大伴家特の歌(歌碑)
大伴家持32歳の作「庭中の花に作れる歌」(長歌) 揮毫中西進(平成26年文化勲章)
1.2km (30分)
3 ミオスギ林立
この辺りの地杉で木目が細かく堅いかつ美しい。
1.9km (40分)
4 坊が谷内の休憩所
出水もあり振り返り観がとても良いです。中間点の休憩所。
2km (50分)
5 焼山
数々の戦い(源平合戦、承久の変、南北朝の戦い等)があった場所。
2.2km (60分)
6 浅谷の自然道(徒歩専用道)
林立の尾根を往く。自然道(徒歩専用道)を往<。
3.5km (75分)
7 善證塚
戦い(南北朝の戦い等)の跡。山伏善證坊の墓
3.8km (801分)
8 茶屋場
江戸時代の御上使(巡見使)道。
12回通行の記録有り。その際、この処が休息場所となった。
4km (90分)
9 臼が峰山頂の大伴家持の歌(歌碑)
大伴家持の作「之乎路を往く歌」(17-4025)挙古の際の詠。揮毫松村謙三(元衆議院議員)
4km (90分)
10 親鸞聖人の旧跡の石碑
親鸞聖人越後へ、その際野宿した処榊植えた。 
また、布教のお告げ伝説
4km (90分)
終点 臼が峰山頂公園
7月第3日曜は、「ゆりと音楽の鑑賞会」が行われる