「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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哲学者 西田幾多郎にふれる道

石川県かほく市は、世界的哲学者西田幾多郎博士の故郷です。西田博士を顕彰するための博物館があり、ゆかりの地をめぐりながら、博物館を目指します。道の終わりは、西田博士が愛した白砂青松の海岸へと向かいます。夕刻には、日本海へ沈む夕日を眺めることができます。
西田博士に思いを馳せるための道であると同時に、実際に彼が歩いたであろう道でもあります。2つの博物館は有名建築家の設計ですのでこちらも楽しみの一つです。
番号:117001
◆コースの概要/距離:8.1km、所要時間:100分、高低差:44m 
◆コースの起点/地名:宇野気駅、最寄駅:JR七尾線 宇野気駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:宇野気駅、最寄駅:JR七尾線 宇野気駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/かほくウオーキングクラブ「にゃんたろう」、電話番号:076-283-7137





始点 宇野気駅
JR金沢駅から電車で約30分、宇野気駅が道の発着点です。駅を出るとまず西田幾多郎博士の銅像が出迎えてくれます。
1.1km (14分)
1 西田幾多郎博士出生地
西田幾多郎博士は、かほく市の庄屋の家に生まれました。生家は博士が 3歳のときに火事で焼けてしまい、現存しておりません。現在は、生家跡を示す案内板が建てられております。
0.2km (2分)
2 西田幾多郎墓
西田幾多郎博士は、少年時代をかほく市で、青年時代から壮年時代を金沢で、壮年時代から老年時代を京都で、晩年を鎌倉で過ごしました。西田博士の墓は、かほく市、京都、鎌倉の3箇所にあります。人生におけるゆかりの地に分骨されて眠っています。
2.5km (29分)
3 石川県西田幾多郎記念哲学館
西田幾多郎について学ぶことができる博物館です。また、この博物館には哲学の体験コーナーが設けられており、哲学という学問を分かりやすく学ぶことができます。建物の設計は、安藤忠雄氏であり、建築的にも見所が多い施設となっております。
1.3km (20分)
4 海と渚の博物館
かほく市は、昔から漁業がさかんな土地でもありました。能登半島の海の民俗資料を今に伝える博物館です。船をイメージした建物は、内井昭蔵氏の設計です。石川県西田幾多郎記念哲学館と併せて、有名建築家の手による建築を楽しむことができます。
1.1km (10分)
5 白尾海岸からの白尾灯台
西田幾多郎博士は、少牟時代、兄弟たちと海でよく遊んでいたという話が残っています。かほく市には、少年西田幾多郎が見た白砂青松の風景が今も残っています。
1.9km (25分)
終点 宇野気駅