「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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おくのほそ道 芭蕉の歩いた小松路

元禄2年(1689)に松尾芭蕉が江戸深川から奥羽・北陸を旅し、小松に立ち寄ったポイントや芭蕉の木像の残る神社等を巡ります。
芭蕉は、斎藤別当実盛の遺品である甲冑を所蔵する多太神社を訪れた後、本折日吉神社の神主宅での句会に招かれ、菟橋神社の祭礼に参拝しています。小松では一泊の予定が、地元の俳人たちの熟心な誘いと歓待を受け滞在を延ばし、さらに再び小松を訪れています。小松の俳諧が盛んだったことの表れであり、芭蕉の足跡を辿ることで、小松の文化と歴史を肌で感じられるコースとなっています。
番号:117012
◆コースの概要/距離:6km、所要時間:90分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:小松駅、最寄駅:JR北陸本線 小松駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:小松駅、最寄駅:JR北陸本線 小松駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/小松市 観光交流課、電話番号:0761-24-8076





起点 小松駅
1.6km (20分)
1 小松天満宮
加賀藩三代藩主前田利常公により明暦3((1657)年創建された。小松城の東北にあたり、鬼門鎮護のために建造、加賀藩にとって.は非常に重要な神社であった。境内には芭蕉の「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」の句碑がある。
1.8km (20分)
2 莵橋神社
地元ではお諏訪さんと呼ばれ親しまれており、江戸時代から伝えられているお旅まつりの行われる神社である。元は、小松城内の兎御I門内にあり城の守護神とした。芭蕉は祭礼(西瓜祭)があることを聞き参拝している。
0.4km (10分)
3 建聖寺
曹洞宗のお寺で山号を永龍山という。芭蕉と同行していた立花北枝が、師の面影を永遠に残そうと丹精込めて彫ったとされる芭蕉木像 (小松市指定文化財)がある。事前に連絡をすれば芭蕉木像を拝観できる。
0.7km (15分)
4 本折日吉神社
魔除け神として尊ばれ、府南山に御鎮座になり兵火にあい寿永2(1183)年本折の地に遷座された。芭蕉は小松に滞在中に神主の藤村伊豆(俳号鼓蟾)宅の句会(山王句会).に招かれている。
0.4km (10分)
5 多太神社
武烈天皇5(503)年創祀の由緒ある柚社で寛弘5(1008)年に多太ハ幡宮と称した。宝物館には斎藤別当実盛の兜(国指定重要文化財)などがあり、芭蕉も多太神社を訪れた際に拝観している。宝物館は事前に連絡をすれば見学ができる。(拝観料300円)
1.1km (15分)
終点 小松駅