「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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信州松本 城下町の歴史を探訪する道

国宝松本城から、戸田家廟園、筑摩神社、若宮八幡社、弘法山古墳、林城址など、城下町松本の歴史を伝える名所・名跡などをたどりながら歩きます。
コース途中には、奈良時代の開湯と言われ、日本書紀内で「束間の湯」と推定される美ヶ原温泉を通り、松本城に戻ります。

番号:120012
◆コースの概要/距離:20km、所要時間:240~300分、高低差:250m
◆コースの起点/地名:松本城公園、最寄駅:JR篠ノ井線 松本駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1km
◆コースの終点/地名:松本城公園、最寄駅:JR篠ノ井線 松本駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/松本市 観光温泉課、電話番号:0263-34-8307





起点 国宝松本城
文禄(1593~1594)年間に建てられた、五重六階の天守を持つ城としては日本最古です。四百余年の風雪に耐え、戦国時代そのままの天守が保存されています。姫路城、彦根城、犬山城とともに四つの国宝城郭のひとつです。
1.9km (22分)
1 戸田家廟園
松本城主の戸田家初代康長などが葬られており、地域の人々に親しまれています。墓守寺であった前山寺の長屋門も残っています。
0.4km (18分)
2 筑摩神社
国府八幡宮とも呼ばれ、国の重要文化財である本殿は永享11年(1439年)に松本小笠原中興の英主といわれる政康が建築・寄進したものと言われています。
0.7km (8分)
3 若宮八幡社
寛文10年(1670)、松本城二の丸の西北隅に鎮座していた松本城鎮守社を、解体せずにこの地へ移したものと伝えられています。国の重要文化財となっています。
1.7km (22分)
4 弘法山古墳
東日本最古級の3世紀末築造の前方後円墳であり、高台にあることから、松本平の眺望も素晴らしく、春には各種の桜が咲き誇り、県内外から多くの観光客が訪れます。
2.3km (29分)
5 千鹿頭山
藩領の境に所在した関係で松本藩と諏訪高島藩の神社が2つ並んでいます。7年ごとに御柱祭がおこなわれます。
0.8km (9分)
6 蔵造り通り
林城下の林横町、林立町は小岩井家の薬医門をはじめ、蔵造りの建物が多く残っており、風情ある通りとなっています。酒造会社の「岩波酒造」もこの通りにあります。
2km (26分)
7 林城址
信濃国守護小笠原氏の権力を誇る居城であり、深志城(現松本城)はもともとここの支城でした。武田信玄に攻められ、戦わずして敗れ、山城や館は破壊されました。
6km (75分)
8 美ヶ原温泉
開湯は奈良時代初めとされており、日本書紀に記載される「束間の湯」と推定されます。浅間温泉とともに松本を代表する温泉地です。
3.2km (43分)
終点 国宝松本城