「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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古刹を巡る善光寺参拝と、展望の道

「牛に引かれて善光寺参り、展望の道」に市街地での見所(刈萱山西光寺、十念寺、ぱてぃお大門)を加えて、善光寺参拝の期待感を高めています。市街地と緑豊かな山の麓を歩く抑揚のあるコースで、善光寺を過ぎて通称「桜坂」を上ると、市街地を一望できる絶景と春には桜とぼんぼりの風情ある景色が楽しめます。数ある道の中でも洗練された道といえます。
番号:120029
◆コースの概要/距離:5.9km、所要時間:105分、高低差:200m 
◆コースの起点/地名:長野駅、最寄駅:JR 長野駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/長野市 商工観光部観光振興課、電話番号:026-224-5062





起点 長野駅
仏教で重要な意味を持つ18という数字にちなんで、善光寺から18丁(一丁=109m)の場所に作られた長野駅。それを示すように18丁と書かれた丁石が設置されている。

0.4km (6分)
1 かるかや山西光寺
お寺の歴史として伝承されている「刈萱同心」と息子「石堂丸」の話は、歌舞伎の演目になる程有名な話。丁寧にお寺の由緒や親子のストーリーを解説する「絵解き」は、必見。
0.4km (6分)
2 十念寺
鎌倉時代以前からある由緒あるお寺。「紫雲山頼朝院十念寺」の名前が示すとおり、源頼朝が当地を訪れた際に阿弥陀様が出現し、十念を授けたとの伝説を伝えるお寺。“出世大仏”の名前で親しまれる大仏は、見ごたえがある。
0.45km (6.75分)
3 ぱてぃお大門
Patio(ぱてぃお)とは、スペイン語で中庭の意味。中庭を取り囲むように古い蔵群が配置されている。和とモダンが見事に融合した空間になっており、長い参道の途中で、一息入れるのに最適な場所である。 
0.25km (3.75分)
4 仁王門
扁額の「定額山」という山号は、伏見宮貞愛親王の揮毫。仁王門には、迫力ある仁王像が善光寺の参拝者を迎え入れる。仁王像は、上野恩賜公園の西郷隆盛像の作者として有名な高村光雲とその弟子である米原雲海の合作。
0.3km (4.5分)
5 善光寺
善光寺は、今から約1、400年前に創建されたと伝えられる。現在の本堂は、およそ300年前に建立された建物で、昭和27年に国宝に指定された。善光寺は、特定の宗派を持たない大変珍しいお寺で、特に女性の信仰を集めている。
0.8km (12分)
6 桜坂
長野の市街地を一望できるビュースポット。春には、善光寺の裏手から雲上殿につづく桜坂や展望道路を含め、約649本の桜が楽しめる。桜坂にはボンボリが灯り長野市内の夜景も楽しめる。
0.4km (8分)
7 雲上殿
創建当初から宗派を問わない善光寺には、古くから納骨の風習があり、人々は如来様のお慈悲に包まれたこの地に個人のご遺骨を納めて、その遺徳を偲び、極楽往生を祈りました。本堂から北へ約1キロ、地附山の中腹にあって善光寺平を一望する大納骨堂です。
0.4km (8分)
8 霊山寺
霊山寺は、信濃町霊山寺山麓に在った大寺だったが、戦国時代戦火に遭い長野市長沼の末寺へ移った。その後、善光寺奥の院として再興された。
0.8km (16分)
9 往生寺
西光寺と同様「刈萱同心」と「石堂丸」の物語を伝えるお寺。特に父の「刈萱同心」の終焉の地で、刈萱堂往生寺といいます。こちらでも「絵解き」が楽しめる。
0.4km (8分)
10 延命観音寺
小高い丘から市街地を眺めることができ、どこか心地よさを感じる。背後には緑豊かな山が、目前には、市街地のビルが迫っておりそのギャップに不思議な感覚を覚える。
1.3km (26分)
終点 ぱてぃお大門
休憩もでき喫茶もできるため、解散にも適した場所