「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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横須賀の町並みコース

日本列島のほぼ中央に位置し、静岡県西部 の遠州灘に面する遠州地方南部にあります。 北には緑豊かな小笠山丘陵、南には白い砂浜と松林が 続く遠州灘、そしてその間には山から海へ流れ込む川 と広大な田畑が広がっており、集落が点在していま す。戦国時代、徳川家康が築いた城の城下町でもあ り、1300年前に建立された神社を中心に、文化財の多 い町並みを訪ねる旅です。 城下町の面影が色濃く残る横須賀の町は、風情のある たたずまいで、 ウォーキングしていると、まるでタイムトリップした 気分になります。
番号:122007



◆コースの概要/距離:9km、所要時間:150分、高低差:-m
◆コースの起点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:-、最寄のバス停:遠鉄バス 中新田、最寄からの距離:1km
◆コースの終点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:-、最寄のバス停:遠鉄バス 中新田、最寄からの距離:1km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/静岡県中遠農林事務所農村整備課、電話番号:0538-37-2290





起点 とうもんの里総合案内所
とうもんの里総合案内所は、田園空間整備事業で設立された活性化施設です。田園空間博物館として位置づけている南遠州(旧大須賀町、旧浅羽町、旧福田町)エリアの総合案内を行っております。とうもん文化伝承の活動拠点でもあり、多くの人々の交流の場となっています。


2km (30分)
1 清水邸庭園
元禄時代に回船問屋を営み繁栄した清水家の屋敷南に広がる回遊式庭園には、「静岡県みずべ100選」にも選ばれた美しく豊かな水が湧き出ています。また、お茶室でお茶を楽しむこともできます。訪ねどきは、梅の花が咲く2月と、紅葉の11月頃です。見所は、美しい湧水池と咲き誇る花々です。
1.5km (30分)
2 十内圦公園
十内圦とは、西大谷川を横断する地下水路のことです。南遠州の水田農業を変えた歴史的な農業水利施設であり、その歴史や役割、構造などを一般の人たちに知ってもらうために公園として整備されました。公園では、十内圦を一年中見学することができます。
1km (15分)
3 町番所
掛川市大須賀支所の入り口にある、この町番所は安政3年に建てられた木造建築物であり、横須賀藩の役人の詰め所でした。横須賀城地に出入りする人々を監視するために建てられました。
0.5km (10分)
4 三熊野神社
文武天皇の皇后が、神前に皇子誕生を願い、念願が叶ったことから大宝元年に熊野権現の本宮を遷して建立された、由緒ある神社です。寛文10年に奉納された天狗の面や延宝7年に奉納された狛犬は、掛川市の指定文化財となっています。訪ねどきは、三熊野神社大祭の行われる4月第1金・土・日です。
1km (15分)
5 窓泉寺
初代横須賀城主の大須賀康高が、亡くなった妻を弔うために建立したといわれています。見所でもあり、目印となる朱塗りの二階楼門は、静岡県指定文化財であり、山門に続く竹林との色合いが美しくひときわ目を引きます。
0.5km (10分)
6 横須賀城跡
中遠州地方は、戦国時代末期に東方の武田軍と西方の徳川軍の勢力争いの舞台となったことで有名です。天正9年に徳川軍が武田軍を下してから明治維新により廃城となるまで、横須賀城は約300年間繁栄しました。訪ねどきは、梅の花が咲く2月と、桜の花が咲く3月下旬~4月上旬頃です。
0.5km (10分)
7 撰要寺
初代横須賀城主の大須賀康高が、天正9年に建立しました。掛川市の指定文化財となっている「二の丸不明の門(あかずのもん)」を移築した山門が目印です。
-km (-分)
8 横須賀の町並み
横須賀は、戦災を免れたこともあり、町のあちこちに城下町の面影が色濃く残っています。10月には全国の作家の情熱と、町の人情を結集した「ちっちゃな文化展」が開催され、様々な作品を楽しむことができます。
2km (30分)
終点 とうもんの里総合案内所