「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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とうもんコース

「とうもん」の絶景と、神に感謝する祭りが郷愁を誘います。※とうもんとは、「稲面(とうも)」「田面(たおも)」 に由来するといわれる言葉で、南遠州中央の山と海の 間に広がる約1,000haの広大な水田のことです。北には緑豊かな小笠山丘陵、南には白い砂浜と松林が 続く遠州灘、そしてその間には山から海へ流れ込む川と広大な田畑が広がっており、集落が点在しています。山と海、川、田畑、集落がバランスよく揃った自然環境に恵まれ、集落には鎮守の森が点在し、年間を通じて様々な祭りごとが残されています。 
番号:122008

◆コースの概要/距離:8.5km、所要時間:135分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:、最寄のバス停:秋葉バス中遠線 七軒町、最寄からの距離:0.7km 
◆コースの終点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:、最寄のバス停:秋葉バス中遠線 七軒町、最寄からの距離:0.7km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋・冬 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/静岡県中遠農林事務所農村整備課、電話番号:0538-27-2290





起点 とうもんの里総合案内所
とうもんの里総合案内所は、田園空間整備事業で設立された活性化施設です。
田園空間博物館として位置づけている南遠州(旧大須賀町、旧浅羽町、旧福田町)エリアの総合案内を行っております。とうもん文化伝承の活動拠点でもあり、多くの人々の交流の場となっています。

2.8km (45分)
1 浅羽用水機場
浅羽用水機場は、用水を農地に送る施設で、地域の農業を支える重要な施設です。農業用水は、約30kmも離れた天竜川の船明ダムから取水され、用水路で運ばれてきます。昔は各地で用水確保の水争いもありましたが、水利事業が進み、現在ではパイプライン化され、各水田に設置された給水栓から水が出ます。※内部の見学はできません。

0.4km (10分)
2 梅山八幡神社
海岸地帯の低地に広がる水田の中に残された雑木林として昔ながらの景観をと どめる梅山神社の森は、袋井市の天然記念物に指定され、また、静岡県選定の お宮の森100選にも選ばれました。また、社の拝殿から出ると、森と田んぼの 間に道が一直線に伸びており、これが流鏑馬の馬場跡です。10月10日前後の三 社八幡の祭礼では、稚児流鏑馬が行われています。
0.3km (5分)
3 メダカ公園
梅山八幡神社の横に位置するこの公園には大きな池があり、メダカなど水田 の生き物が見られます。水路の改修等の影響を受け、水田の生き物は全国的 に生息数が減少しており、メダカは絶滅危惧種になっています。この公園で は、地域住民によりメダカを守る活動が行われています。野鳥観察もできます。

-km (-分)
4 田園景観
南アルプスや富士山を望む眺望と1000haの田、荘園として和歌にも詠まれた浅羽平野。田植え直後の鏡のような水田、青々とした水田、秋の黄金色 の稲穂、そして小麦畑や大豆畑、秋のコスモスなど、四季折々、違った風景を見せてく れます。

-km (-分)
5 鎮守の森
10月、どこからともなく流れる祭囃子。一年の収穫を祝い地域一体、祭り一色になります。集落ごとに鎮守の森に集まり奉納行事や屋台の曳きまわし。田んぼどころならではの、祭り風景が見られます。
5km (95分)
終点 とうもんの里総合案内所