「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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茶畑から海岸まで多彩な農業コース

日本列島のほぼ中央、静岡県西部 の遠州灘に面する遠州地方南部にあり、北には緑豊かな小笠山丘陵、南には白い砂浜と松林が続く遠州灘、そしてその間には山から海へ流れ込む川と広大な田畑が広がっており、集落が点在しています。山と海、川、田畑、集落がバランス よく揃った自然環境に恵まれた土地です。 さまざまなこと、ものが調和し、自然(農業)と共存 しながら生きるという素晴らしさを目にすることができます。お茶、さつまいも、お米、メロンなど、この地域の特産品を産み出した成り立ちが分かります。
番号:122009
◆コースの概要/距離:11km、所要時間:180分、高低差:m 
◆コースの起点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:-、最寄のバス停:遠鉄バス 中新田、最寄からの距離:1km 
◆コースの終点/地名:とうもんの里総合案内所、最寄駅:-、最寄のバス停:遠鉄バス 中新田、最寄からの距離:1km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋・冬 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/静岡県中遠農林事務所農村整備課、電話番号:0538-37-2290





起点 とうもんの里総合案内所
とうもんの里総合案内所は、田園空間整備事業で設立された活性化施設です。
田園空間博物館として位置づけている南遠州(旧大須賀町、旧浅羽町、旧福田町)エリアの総合案内を行っております。とうもん文化伝承の活動拠点でもあり、多くの人々の交流の場となっています。
0.7km (15分)
1 撰要寺
初代横須賀城主の大須賀康高が、天正9年に建立しました。掛川市の 指定文化財となっている「二の丸不明の門(あかずのもん)」を移築 した山門が目印です。撰要寺は、一年中見学することができます。
0.5km (5分)
2 掘抜き井戸広場
この地域一帯の農業用水として利用していた河川は、底が浅く、す ぐに干上がってしまうため、干ばつの被害に悩まされていました。 そのため、人々は用水確保の井戸を掘り、湧水を利用していまし た。広場は誰でも自由に出入りできます。
0.4km (5分)
3 秋葉灯篭
常夜灯は秋葉さんに参詣するための街道沿いにあるものばかりでな く、人々が火伏せの神への信仰や地域の安全を願って建てられたもの も多いのです。秋葉灯篭は今も地域の人々によって守られています。
0.4km (5分)
4 お茶畑
小笠山周辺の丘陵地一帯は、お茶が傾斜地や山間の平地を利用して栽培され、 静岡の代表的な産地となっています。このお茶を深く蒸してつくられる深蒸茶 は、色、香りとも良く、甘みと渋みのある深い味わいが特徴です。見どころは 一面に広がるお茶畑です。四季折々の茶畑の風景を楽しむことができます。
1.2km (25分)
5 大須賀新川
大須賀新川は、周辺農地の排水が集まる川です。ゆったりと流れる雰 囲気は、心を落ち着かせてくれます。よく見ると、フナやカメなど多 くの生き物が見えるかもしれません。
※危ないので川には絶対に入らないでください。
2.3km (35分)
6 命山(大野)
南を遠州灘、東を弁財天川、北を入り江と三方を水に囲まれた大野地区では、 高潮の被害に絶えず悩まされ、多くの人々が命を落としました。その後、生き 残った人々が高潮の際の避難所として「命山」を築き、その後の高潮にも命山 に登って助かったそうです。砂山に築かれた山でありながら300年を経た今も 現存し、文化財として保存されています。
1.2km (20分)
7 砂地農地
地元でハマと呼ばれるこの一帯の砂地は、周辺の河川が運ぶ砂の堆積 によって形成されたものと言われています。この砂地農地では、イモ や大根、トウモロコシ等、多くの作物がつくられています。一年を通 して、作物の生育状況を眺めることができます。
0.6km (10分)
8 浅羽海岸
県立自然公園に指定されている浅羽海岸は、ヒスイ色の波が白い砂浜 に打ち寄せる美しい海岸で、一帯は砂浜と松林が織りなす自然風景が 見られます。また、浜松から御前崎までつながる「浜松御前崎自転車 道」でサイクリングも楽しめます。※車の走行不可です。
1.2km (20分)
9 前川
江戸時代、東海道から南に外れた本地域では海上交通が盛んでした。 横須賀の城下町と福田湊を結んで東西に流れる前川は、農産物や年貢 米を運ぶ重要な輸送航路として利用されました。訪ねどきは、桜の花 が咲く3月下旬~4月上旬です。
0.6km (10分)
10 命山(中新田)
南を遠州灘、東を弁財天川、北を入り江と三方を水に囲まれた中新田地区で は、高潮の被害に絶えず悩まされ、多くの人々が命を落としました。その後、 生き残った人々が高潮の際の避難所として「命山」を築き、その後の高潮にも 命山に登って助かったそうです。砂山に築かれた山でありながら300年を経た 今も現存し、文化財として保存されています。
1.9km (30分)
終点 とうもんの里総合案内所