「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

東海道どまん中ふくろいを訪ねるみち

袋井市の三つの古刹、法多山、可睡齋、油山寺は「遠州三山」と総称され、地元をはじめ多くの方から親しまれています。そんな遠州三山を巡ります。主に町歩きとなり、市街の様子とお寺の境内の様子の異なる趣が楽しめます。自然あふれる各寺は、それぞれの個性を感じられるだけでなく、季節によって変化する美しさも見られます。また、袋井市は東海道五十三次で江戸・日本橋から京都・三条大橋どちらから数えても27番目の宿場町。「東海道どまん中茶屋」は初代広重の描いた「袋井出茶屋之図」をモチーフに建てられました。
番号:122013
◆コースの概要/距離:18km、所要時間:305分、高低差:-m ◆コースの起点/地名:袋井市役所、最寄駅:JR東海道線 袋井駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1.2km ◆コースの終点/地名:法多山、最寄駅:-、最寄のバス停:遠鉄バス 法多山、最寄からの距離:0.3km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・秋 ◆その他/- ◆コースに関する問い合わせ先/袋井市 産業振興課観光振興室、電話番号:0538-44-3156





起点 袋井市役所
-km (-分)
1 東海道どまん中茶屋
東海道五十三次のどまん中、袋井宿をアピールするため、初代広重の描いた「袋井出茶屋之図」をモチーフに建てられた茶屋です。地元の人たちの憩いの場として、また袋井を訪れた旅人たちがほっと一服できるふれあいの場として親しまれています。
-km (-分)
2 旧東海道(松並木)
袋井の名栗・上貫名から久津部・新屋の間には、東海道の松並木と土塁が残っています。江戸幕府が整備させたと言われる街道の松並木は、旅に風情を添え、夏は緑の陰をつくり、冬は風雪を防ぐのに役立つものでした。弥次さん喜多さんもその恩恵にあずかったことでしょう。
-km (-分)
3 可睡齋
徳川家康公ゆかりのお寺で、曹洞宗屈指の名刹。火坊守護、秋葉信仰の総本山としても有名です。国の登録有形文化財に登録された東司や瑞龍閣など館内の見所も多く、精進料理の食事や坐禅体験もできます。花の寺とも呼ばれ、春には2,000株ものぼたんが楽しめます。
-km (-分)
4 可睡ゆりの園
可睡齋に隣接した丘陵地に広がるゆりの園は、5月下旬からの見頃には150余種、200万株の見事なゆりが咲き誇ります。黄色やピンク、オレンジなど色とりどりのゆりが競い合って咲く光景は見事です。山水画を思わせる見事な滝や、茶室を廃した日本庭園も必見です。

-km (-分)
5 油山寺
真言宗の古刹で、目の霊山として信仰を集めています。広い境内には国指定重要文化財の山門や三重の塔など数多くの文化財があります。自然溢れる境内で、紅葉の季節にはたくさんの人で賑わいます。地域の人からは「あぶらやま」と呼ばれ親しまれています。
-km (-分)
6 千鳥ヶ谷池
地域の人たちに親しまれている大きなため池で、「静岡県のみずべ100選」に選定されました。周囲約1キロが遊歩道になっており、展望台や浮き桟橋が設置されています。ゆっくり散策すると、木々のざわめきや鳥の鳴き声が心を癒やしてくれます。
-km (-分)
終点 法多山尊永寺
本尊の正観世音菩薩は由緒ある厄除観音で、多くの参拝客で賑わいます。正月には多くの初詣客が訪れ、桜の名所としても有名。境内では、年間を通じて様々な催しが行われ、地元の人たちに親しまれています。境内で販売されている厄除け団子も人気です。