「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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東海道宿場散歩みち

東海道39番目の宿場町として栄えた江戸時代には「池鰹鮒」と呼ばれ商業・交通の要として発展し、池鯉鮒を題材にした浮世絵が多数描かれ、唄が詠まれ、当時の民話は今でも語り継がれています。ハ橋町は、平安の歌人在原業平がハ橋町に群生するかきつばたを見て、唄を詠んだことで知られ無量寿寺、かきつばた園を有しています。また、明治用水緑道遊歩道は、農業用水を運搬する施設です。また、浮世絵にも幾度となく描かれている東海道松並木が残っています。 本陣跡や脇本陣跡、知立古城跡が残されています。
番号:123012

◆コースの概要/距離:5.6km、所要時間:120分、高低差:11m 
◆コースの起点/地名:無量寿寺、最寄駅:名鉄三河線 三河八橋駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2km 
◆コースの終点/地名:知立神社、最寄駅:名鉄本線 知立駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.6km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/知立市役所 都市計画課、電話番号:0566-95-0129





起点 無量寿寺
奈良時代に創建された寺で、1812年に杜若庭園が造られ、境内にはハ橋歴史保存館がありハ橋の歴史と在原業平ゆかりの品を展示。また「筒井筒」の故事になぞらえて植えられたひともとすすきがあり、縁結びとして有名。

0.1km (6分)
1 かきつばた園
平安の歌人在原業平がかきつばたになぞらえ唄を詠んだことで知られており、園には3万本のかきつばたが植えられている。庭園が整備され茶室も完備しており池を見ながら茶をたしなむことが出来る。

0.7km (18分)
2 明治用水緑道
西三河の農業を支える用水として整備され、管が埋設される際に遊歩道として整備された。車と歩道が分離され安全に歩くことができ、東屋や植栽、せせらぎもありのんびり歩くことができる。

1.8km (60分)
3 東海道松並木
徳川家康が束海道を整備し伝馬の制度を取り入れた際、知立の松並木では毎年長期間にわたり馬市が開かれた。交通、商業の要として発展し、束海道の両側に副道があるのが特徴。

2km (30分)
4 本陣跡
池鰹鮒宿内の本陣は1軒で、訪れた役人が休泊した場所であり、現在では民家や商店が立ち並んでいるが、束海道から100mほど奥に入った旧国道1号線に沿ったところに石碑が残されている。

0.1km (60分)
5 知立古城跡
知立神社の神主の居館だったが桶狭間の戦いで落城した。その後群役場として使われ中心をになった。昭和9年に知立神社境内に移築、現在は跡が残っている。案内看板により当時の様子を知ることができる。


0.1km (6分)
6 山車蔵
知立神社でひらかれる「知立まつり」では国指定重要無形民俗文化財の山車文楽がおこなわれ、その山車が保管されている。説明板により様子を知ることが出来る。

0.8km (18分)
7 知立神社(多宝塔)
国指定重要文化財に指定されており神仏習合を今に残す遺構になっている。1層目が正方形、2層目が円形になっており柿葺屋根で高さが10mである。

-km (-分)
終点 知立神社(本殿)
熱田神宮・三島神社と並ぶ東海の名社で創建は112年と伝えられている。5月3日には知立まつりが開催され、山車文楽が上演される。