「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

輪中と水郷のまち・桑名を歩くコース

桑名市長島町は、輪中地帯という、独特の地形を形成している町である。その自然を感じつつ、長島の歴史に触れるコースとなっています。
長島の歴史の中で大きな出来事である「長島一向一揆」にゆかりのあるスポットを巡っていただけます。
番号:124013
◆コースの概要/距離:5.3km、所要時間:98分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:大智院、最寄駅:近鉄 長島駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1.1km 
◆コースの終点/地名:光岳寺、最寄駅:近鉄 長島駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.4km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋・冬 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/桑名市 経済環境部商工観光課、電話番号:0594-24-1231





起点 大智院
松平定政が藩主の時に建て、藩主の祈願所としました。松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の後、立ち寄った寺で、この寺で「うきわれを さびしがらせよ 秋の寺」の句を詠んだ。芭蕉が書き残した懐紙は市の文化財に指定されている。句碑と蕉翁信宿処もある。
0.05km (1分)
1 光栄寺
長島一向一揆の時に、石山本願寺から長島願證寺へ送り込まれた6人衆の一人・飯田九蔵が、一揆の後長島に戻って創建した寺院。他の5人が創建した深行寺・善明寺・源盛寺・安養寺・中島寺とともに「長島六坊」の一つに数えられている。
0.88km (16分)
2 長島城跡
寛元3年(1245)に藤原道家が配流されて3年間居住したのが最初といわれている。長島城は、現在の長島中部小学校・中学校の場所にあった。学校内にある「大松」は、長島城があった当時は本丸の西南にあり、樹齢300年以上と推定され、市の指定文化財になっている。

0.24km (5分)
3 又木茶屋
郷土の画家佐藤昌胤画伯の生前の屋敷を長島町が譲り受け、修復・整備した情報交流施設。敷地内は、画伯の愛した多種の椿や、旧長島城の庭園の石で組んだ枯山水の庭園が整備されている。施設内には、画伯のギャラリーやまちの特産品や手工芸品を紹介・販売している。
0.29km (5分)
4 長島水辺のやすらぎパーク
旧長島藩の家老の家であった旧久我邸を改修し、休憩施設として整備した施設。家屋は明治12年(1879)に建築されたもので、多少の改修はあるもののほぼ原型を留めており、明治の生活様式を知る貴重な建物である。庭には、ボタンが植えられており、春には人々の目を楽しませている。
1.11km (21分)
5 三重県産青空市場
季節折々の花の苗や苗木などが取り揃えられており大変人気。今が一番美味しい旬のものから珍しいもの、有機野菜など地元の特産品がお値打ち価格で販売されている。地元農家の自慢の品々が人気を呼んでいる。
0.59km (11分)
6 ながしま遊館
水郷テラス・図書館・保育所などの複合施設。
水郷テラスでは、地域の物産品、パンなどの販売や喫茶コーナーがある。時計の丘には、市指定無形文化財の八幡神社獅子舞を再現したからくり時計があり、9時・10時・12時・15時・17時・19時に演出する。ふれあい学習館のプラネタリウムは、平日は2回、土日祝は4回上映が行われる。
1.11km (21分)
7 願證寺
東海地方の浄土真宗の中心として、門徒10万人を擁する大勢力であった。織田信長と長島の一向宗門徒の間で起こった一向一揆の舞台となった寺である。寺跡は、明治期の河川改修工事により、長良川の川底に沈んでいる。
0.56km (11分)
8 蓮生寺
明治9年(1876)に長島城の大手門が、蓮生寺の山門として払い下げられた。建設当時の大手門よりは、規模が縮小されているが、瓦には増山家の家紋が見られ、長島城最後の建造物として、その面影を見ることができる。
0.47km (9分)
終点 光岳寺
慶安2年(1649)に藩主松平良尚と共に、寺基を信州小諸から移した浄土宗の寺院。毎年地蔵盆に開帳される秘仏に、沓履子安延命地蔵がある。これは徳川家康の母伝通院の念持仏で、伝教大師の作と伝えられている。