「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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世界遺産・熊野古道満喫コースinおわせ

天然記念物に指定されている尾鷲神社の「大楠」、尾鷲湾沿いに天満浦の道を歩き、明治時代に峠道ではなく大八車を通るように作られた尾鷲と海山を結ぶ道「猪ノ鼻水平道」で自然に触れ、世界遺産熊野古道の魅力の一つである苔むした石畳の中でも最も美しく現存していると言われる「馬越峠」で歴史を思い、中井町通りで終点となります。世界遺産熊野古道をはじめ、尾鷲市の歴史や自然を満喫することができるコースです。
番号:124048
◆コースの概要/距離:14.5km、所要時間:270分、高低差:-m
◆コースの起点/地名:尾鷲節の歌碑、最寄駅:JR紀勢線 尾鷲駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.1km
◆コースの終点/地名:旅籠 新宮屋跡、最寄駅:JR紀勢線 尾鷲駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.5km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/尾鷲市 水産商工食のまち課 観光交流係、電話番号:0597-23-8223





起点 尾鷲節の歌碑
駅前児童公園前に、観光地図とともに設立。観光トイレも併設。
0.8km (15分)
1 尾鷲神社
毎年2/1~5には、奇祭「ヤーヤ祭り」が行われる。境内には樹齢1000年以上の夫婦の大楠の木がある。
0.5km (5分)
2 八幡神社
尾鷲湾が見渡せる、小高い山の上にある。毎年9月中旬には海に関係した町による祭りが開催される。
0.2km (5分)
3 長浜埠頭及び海沿い道
晴れた日には、ひもの屋が魚を干している風景が見られ、魚のまち「おわせ」を印象づけている。
0.2km (5分)
4 天満防波堤(築港周辺)
堤防に立つと、360°おわせの街が見渡すことができる。
3.1km (60分)
5 長楽院(比叡山別院)
朝日100選に選ばれた尾鷲湾からの初日の出を眺望できるスポット。
0.1km (5分)
6 猪ノ鼻水平道(いのはなすいへいどう)
峠道から岬を周る道へルートを変更して、大八車を通れるようにした道。
0.1km (5分)
7 小渡鹿(こどうか)海岸の上
波の音を聞きながら、木漏れ日の射す土道を進む。
0.2km (5分)
8 渡鹿清水谷(とうかしみずだに)
湧き水が道にまであふれ出した癒しスポット。
0.3km (5分)
9 炭焼釜の石垣の曲がり道
石垣と曲がりくねった道とヒノキとの風景が素晴らしい。
1km (10分)
10 シダの小道
シダ(リュウビンタイ)が道脇に群生している。5月頃は、シダをかき分けて進む。
3.5km (60分)
11 道の駅海山(みやま)
道の駅。トイレ休憩・食事等可能。
36km (15分)
12 馬越峠の石畳
世界遺産熊野古道 伊勢路のなかで最も美しいといわれている苔むした石畳。
0.2km (5分)
13 夜泣き地蔵
いつの頃からか、子どもの夜泣き・カンの虫封じに効くと信じられてきた石仏。
1.1km (15分)
14 馬越峠
標高325m。かつて茶屋が建っていた。現在茶屋跡の向かいには可涼園桃乙の句碑が建つ。
0.7km (20分)
15 桜地蔵
このあたりは、山桜が多かったことから、いつしか「桜地蔵」と呼ばれるようになった。
0.2km (5分)
16 馬越不動滝(不動尊)
美しい滝が流れる岩肌をくり抜いた場所に、不動明王と役の行者がまつられている。
0.7km (10分)
17 馬越津波供養塔
1707年に発生した「宝永大地震津波」は、尾鷲浦に大きな被害をもたらした。碑文には溺死者千有余人と当時の様子が刻まれている。(尾鷲市有形文化財)
-km (-分)
18 徳本上人名号碑
徳本上人の筆になる「南無阿弥陀佛」の名号碑。徳本上人は、1758年に生まれ木魚と鉦(かね)を激しく叩く独自の徳本念仏をひろめ、各地に念仏講をつくり庶民の苦難を救った。(尾鷲市民俗文化財)
0.6km (5分)
19 高札場(こうさつば)跡
江戸時代、幕府に登録されていた「御高札場」の跡。封建社会の支配者が、人民に禁制・法令などを周知徹底させるためヒノキ板などに墨書きし掲示した立札のあった跡。
0.1km (5分)
20 旅籠(はたご)大和屋跡
江戸時代、熊野古道を通行した旅人の道中日記に多く登場する旅籠跡。当時の宿泊は、1人1泊3食付きで140文(ちなみに、白米 一升62文であった)。なお、建物は1902年の大火で消失。

0.1km (-分)
21 馬越屋
土日オープンの無料休憩所。観光客にコーヒーを無料サービスしている。また朝は、地元の野菜などを目当てに多くの客が来る。
0.1km (-分)
22 協同組合 尾鷲観光物産協会
尾鷲のコミュニティ活動の拠点であり、熊野古道を訪れる人たちへの観光情報や宿泊情報を提供する。土日祝日もオープンしており、観光に関する様々な案内を受けることができる。
0.1km (-分)
終点 旅籠(はたご)新宮屋跡
物江安右ェ門の旅の記録「伊勢参宮道中日記帳」に1841年に、ここ「新宮屋」に泊まると書いてある。