「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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大黒屋光太夫ふるさと散策

鈴鹿市出身の大黒屋光太夫は、江戸時代に国交の無かったロシアに漂流した数奇な運命の人物で、国際交流の先駆者とも言われています。1782年、江戸にむけ出航した神昌丸が駿河沖で遭難、乗組員17名の内10年後に日本に帰ることができたのは僅か3名でした。この物語は井上靖の小説「おろしや国酔夢譚」となり、映画化され感動を与えました。大黒屋光太夫記念館で光太夫の足跡をたどった後、若松緑地で10年間に及ぶ顛末を絵巻物語風に見て、記念碑が立つ出帆地(白子港緑地)を経る大黒屋光太夫を体感できる道です。
番号:124050

◆コースの概要/距離:8km、所要時間:120分、高低差:10m 
◆コースの起点/地名:伊勢若松駅、最寄駅:近鉄名古屋線 伊勢若松駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:白子駅、最寄駅:近鉄名古屋線 白子駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/鈴鹿市 文化振興部スポーツ課、電話番号:059-382-9029





起点 近鉄名古屋線 伊勢若松駅
近鉄名古屋駅を起点として48.3kmに位置する駅です。この駅を起点とする鈴鹿線が乗り入れ、接続駅になっています。急行が停車します。
-km (-分)
1 大黒屋光太夫の像
駅前のブロンズ像は1987-昭和62年、若松小学校創立100周年記念として、小学校校庭に建立されたものです。
「大黒屋光太夫記念館」完成を機に、光太夫のふるさとの玄関口となる伊勢若松駅前に移設されました。

1.4km (20分)
2 大黒屋光太夫記念館
2005-平成17年に開館し、鈴鹿市が大黒屋光太夫の資料を公開・展示しています。
主な収蔵品は、光太夫が書いたロシア語の墨書やロシアからの持ち帰った品、漂流記、古文書などがありります。10時~16時開館、無料

4.9km (70分)
3 白子港緑地
映画「おろしや国粋夢譚」で有名になった大黒屋光太夫出帆の地。光太夫は江戸時代の後期にロシアに漂流し、長い苦難を乗り越えて日本に戻り、当時のロシアを初めて紹介しました。記念碑が建設されています。

1.1km (20分)
終点 近鉄名古屋線 白子駅
近鉄名古屋駅を起点として52.9kmに位置する駅で、伊勢若松駅との距離は4.6kmです。白子駅は鈴鹿市の玄関口となっており、市内の近鉄駅で唯一特急が停車する駅です。