「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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旧東海道(土山宿~水口宿~横田渡常夜燈)

江戸時代に参勤交代の大名をはじめ、さまざまな人や物が行き交った旧東海道。
京都まで53ある宿場のうち、49番目の土山宿と50番目の水口宿を通るこのコースは、厳しい鈴鹿峠を越えた最初の宿場である土山宿の東端から始まり、水口宿を通って、横田川(現在の野洲川)を渡しで越えた常夜灯までです。
もっともにぎやかだった江戸時代だけでなく、古代から現代まで、さまざまな時代の歴史のこん跡が色濃く残る街道を安全に歩けます。

番号:125002
◆コースの概要/距離:20km、所要時間:270分、高低差:100m
◆コースの起点/地名:田村神社、最寄駅:-、最寄のバス停:甲賀コミュニティバス 田村神社、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:JR三雲駅、最寄駅:JR草津線 三雲駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/甲賀市 産業経済部観光企画推進室、電話番号:0748-65-0708





起点 田村神社
坂上田村麻呂を祀る神社で、2月17~19日の厄除大祭は多くの参拝客で賑わいます。神社東側には歌川広重の『東海道五十三次』のうち「春の雨」に描かれている木橋が再現されています。
0.1km (5分)
1 道の駅あいの土山
宿場町の風景とお茶の香りが漂う「あいの土山」は、東海道を歩く方の休息の場、情報発信処です。地元の野菜や特産品も販売し、軽食もあります。※トイレ有り(24時間利用可能)
0.7km (5分)
2 扇屋伝承文化館
土山宿で扇や櫛を販売していた商家「扇屋」を、地域文化の伝承と憩いの場になるようにと地域有志が土曜・日曜のみ運営されています。日曜日には「いく野そば」が味わえます。
0.8km (15分)
3 東海道伝馬館
東海道や土山宿の展示、問屋場の復元展示、体験工房など宿場町の歴史と文化をわかりやすく紹介しています。※トイレ有り
0.1km (5分)
4 旧土山本陣
寛永11年(1630年)三代将軍徳川家光が上洛の際に設けられました。大名が宿泊した上段の間や庭園などが当時のまま残されており、宿帳や関札・工芸品など貴重な資料が保存されています。
2km (30分)
5 垂水斎王頓宮跡(頓宮大茶園)
天皇が即位するたびに伊勢神宮に奉仕する斎王の一行(斎王群行)の宿泊地として、378年間に31人の斎王が宿泊され、国の史跡に指定されています。
頓宮跡の後方には、県下一の生産量を誇る大茶園が丘陵一体に広がっています。

2.5km (30分)
6 旧東海道松並木
旅人たちに木陰を提供し、古い町並とともに旧東海道の名残が感じられます。
6.7km (75分)
7 水口宿東見附跡
宿場の東西には警備のため、土居と木戸で囲まれた見附がありました。この東見附を「江戸口」、西見附を「京口」と呼ばれました。
0.3km (5分)
8 水口宿本陣跡・脇本陣跡
水口宿には本陣跡・脇本陣跡が各1軒置かれました。本陣建物は明治時代になくなりましたが、脇本陣は今もその一部が現存しています。
0.1km (-分)
9 高札場跡
1710年、幕府の法度・掟書を書き記した板札を立てるために設けれらました。
2km (20分)
10 甲賀市ひと・まち街道交流館
東海道水口宿を中心とした甲賀市の歴史・文化、観光情報の発信と、東海道を散策される方の憩いの場としてご利用いただけます。
※トイレ有り

4.2km (65分)
11 横田渡常夜燈
野洲川のこの辺りを横田川といい、江戸時代の参勤交代等で交通量が増加すると渡し舟や渡し賃の制度が整えられました。往時は夜も通行が絶えず、対岸の渡し場の目印として文政5年(1822年)に建設されたもので東海道随一の規模を誇っています。
※トイレ有り

1.3km (15分)
終点 三雲駅