「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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応神の酒、仁徳の蚕、継体天皇の宮を巡る記紀の道

新宮社と酒屋神社は共に此処京田辺が日本の酒造り発祥地といわれお洒の神様を祀っています。日本初外国産蚕養地の碑がある多々羅地区、継体天皇の筒城宮の旧蹟を田舎道を歩きながら回ります。田園風景と記紀に現われる古代の遺跡を散策できる道です。途中優美な表情の国宝11面観音立像がある観音寺を拝観すると疲れも癒されます。春4月は桜と―面の菜の花畑に春景色を満喫できます。
番号:126003
◆コースの概要/距離:7.4km、所要時間:140分、高低差:100m 
◆コースの起点/地名:三山木駅、最寄駅:JR学園都市線 三山木駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:同志社前駅、最寄駅:JR学園都市線 同志社前駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋・冬 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/京田辺市産業振興課・ 京田辺市観光ボランティアガイド協会 、電話番号:0774-68-2810





起点 JR/近鉄三山木駅
JR学園都市線/近鉄京都線三山木駅
1.6km (25分)
1 佐牙神社
573年の創建、酒造りの神として信奉され、本殿は天正3年に再建、重文、左右二殿あり、一間社春日造り、身舎(モヤ)三方に取り付けた六個の墓股内部の彫刻、右殿彫刻は秀逸。
2.1km (35分)
2 日本最初外国蚕飼育旧蹟
百済から渡来人達がここ多々羅の地に住み主に養蚕を営んでいた、「古事記」仁徳天皇と皇后磐之媛が愛情問題の起因でこの地にすむ奴理能美邸宅に住み宮里とされていた。
0.4km (6分)
3 新宮社
百済の余璋王(武王)を始祖と仰いでその子孫が祀った氏神社、この地(多々羅地区)は欽明天皇の頃鉄工の技術を我が国に伝えた百済人が朝廷から「多々羅」の姓を賜った。
0.7km (15分)
4 大御堂観音寺
国宝十―面観音立像は天平文化の華やかさを今に伝える柔和な表情が特微、春には参道の桜並木や一面に広がる菜の花畑が、秋には紅葉が一際目を引く。
1.4km (20分)
5 酒屋神社
神功皇后が三韓遠征の際、神社背後の山に酒壺3個を安置して出立、帰国後その霊験に感謝して建立、本殿は一間社流造り、千鳥破風、軒唐破風を配しており珍しい、酒造の神さんとして慕われている。
0.6km (10分)
6 筒城宮址
同志社大学の敷地内に建立された「継体天皇皇居故祉」の碑がある、継体天皇の筒城宮が京田辺市内のどこにあったか確たる場所は特定されていないがここはその8ケ所の内の―つ。
0.6km (10分)
終点 JR同志社前駅