「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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加古川下流域の今昔物語のみち

東播磨地域は、『播磨風土記』等の古くからの地誌にも記述されている貴重な文化財や史跡が数多く残る地域です。
剣豪・宮本武蔵にゆかりのある泊神社と米田天神社。日本三奇のひとつ「石乃宝殿」のある生石神社などはよく知られていますが、往時の交易路だったことを物語る石の道標がコース端に点在しており、有名無名を問わず歴史の中を散策する道程であると同時に、一級河川である加古川の河川敷や平荘湖の湖畔など、水と緑豊かなエリアも含まれており、自然溢れる美しい景色を楽しみながら歩くことができます。
番号:128001
◆コースの概要/距離:20.1km、所要時間:300分、高低差:50m 
◆コースの起点/地名:宝殿駅、最寄駅:JR神戸線 宝殿駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:加古川駅、最寄駅:JR神戸線 加古川駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/加古川市役所 ウエルネス推進課・高砂市産業振興課、電話番号:079427-9180





起点 宝殿駅
1.5km (23分)
1 米田天神社
宮本武蔵・伊織の高砂生誕説を裏付ける棟札が残る泊神社(加古川市)の分社で、承応2年(1653年)、伊織が泊神社を再建時、その旧社殿を移築したゆかりの神社です。
km (-分)
2 石切場
竜山周辺は切り立った石切場がいたる所で白い岩肌を見せています。ここは古代から続く石材の一大産地。古墳時代には大王のみ竜山石製の棺を使用したという史実があります。2014年、生石神社とともに「石の宝殿及び竜山石採石遺跡」として国の史跡に指定されました。
1.1km (17分)
3 高砂市総合運動公園
陸上競技場や野球場のほか、テニスコート・総合体育館が整備された市民スポーツの拠点です。
1.1km (17分)
4 生石神社
切妻風の突起を後ろにして家を横たえたような高さ・幅とも5mを超える巨大な石造物(石の宝殿)があります。いつ、誰が、何のために作ったかわからず、日本三奇の一つに数えられています。
3.7km (56分)
5 風土記の道 碑
古代山陽道が加古川の氾濫により、しばしば不通となった際に迂回路として重要視されたのが「風土記の道」です。この石標は、平成元年に建立され、平成19年に現在の場所に移設されました。
1.6km (24分)
6 加古川ウェルネスパーク
ウェルネスセンター、音楽ホール、図書館や広大な公園を備えた複合健康文化施設です。春は新緑、初夏はあじさいやラベンダー、秋は紅葉と四季折々の自然が楽しめ、ピクニックや森林浴など市民の憩いの場として親しまれています。
0.7km (11分)
7 平荘湖
昭和41年に東播磨工業地帯の工業用水の安定供給を目的として建設されたダムによってできた人造湖です。湖面にはひょうたん型の島が浮かび、周辺は自然景観の美しいところです。春は桜、みもざ、夏はあじさい、秋は紅葉と四季を通じて楽しめる自然がいっぱいです。
3.3km (50分)
8 水管橋
昭和55年に完成した工業用水送水管の橋です。上は歩道橋になっていて自転車・歩行者専用の市道としても利用されています。清流が美しい加古川の景観の中で、鮮やかなセルリアンブルーのアーチ型をしたこの橋は独特の存在感があります。
0.6km (9分)
9 加古川みなもロード
日本陸連公認のフルマラソンコースです。「加古川」のすばらしい景観と豊かな自然環境の中でジョギングやウォーキングなどを楽しめます。
4.3km (65分)
10 泊神社
神代に伊勢神宮の御神体の一つである御鏡がここに泊まり着いたことから泊神社が起こったといわれています。現在の社殿は、承応2年(1653)宮本武蔵の養子、宮本伊織が改築した時のものといわれています。
0.9km (14分)
11 称名寺
真言宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。寺の付近一帯は加古川城跡です。天正5年(1577)太閤秀吉が糟屋の館へ立ち寄った折、当時の城主加須屋助右衛門は秀吉について小姓頭となり、賎ヶ岳七本槍(しちほんやり)で武名をあげました。
1.3km (20分)
終点 加古川駅