「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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あまらぶ「歴史の道」尼崎城下町をめぐる道

尼崎市は古くは城下町として、近代以降はものづくり産業として栄えたまちです。かつて尼崎藩は神戸の須磨までを領地とし、大阪城の西の備えとして尼崎城が築かれていましたが、その豊かな歴史は意外と知られていません。大阪や神戸からとても近く、気軽に訪れることができ、かつて城下町があった阪神尼崎駅の界隈を歩くと、城下町の面影をいまに伝える寺町や城跡公園、近代建築など、歴史を感じることができます。交通至便な都市部にありながら、ふらりと歴史散歩を楽しめる気楽なまちあるきです。
番号:128019
◆コースの概要/距離:6.5km、所要時間:120分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:阪神尼崎駅、最寄駅:阪神 尼崎駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:中央公園、最寄駅:阪神 尼崎駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/- 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/尼崎市 都市魅力創造発信課、電話番号:06-6489-6385





起点 阪神尼崎駅(北側)
大阪(梅田・なんば)からも神戸三宮からも電車一本で来ることができる便利な駅です。
0.4km (5分)
1 尼崎市役所開明庁舎
昭和12(1937)年に開明尋常小学校として建てられ、現在は市の庁舎として活用されています。外壁に、太平洋戦争時、空襲を受けた際の機銃掃射跡が残されています。
0.1km (5分)
2 寺町界隈
尼崎城が築かれる際、散在していた寺院を城の西側に集められてつくられた寺町。国指定の重要文化財、市指定の文化財も多く残されています。 11か寺がたちならび、城下町の面影を伝えています。
0.5km (10分)
3 貴布禰神社
「尼のきふねさん」と親しまれる神社。かつて尼崎城主のご祈願所を務め、たびたび雨乞いの神事が行われました。毎年8月に行われる夏祭りは、約8万人の参拝客で賑わいます。
0.6km (10分)
4 尼信会館・世界の貯金箱博物館
尼崎藩主松平家ゆかりの重要文化財や尼崎城復元模型などを展示する尼信会館。日本はもちろん世界中の貯金箱を貯蔵・展示する世界の貯金箱博物館。
0.4km (10分)
5 桜井神社
尼崎藩主松平氏の祖、桜井内膳正信定を祭神とする神社で、尼崎藩に関する資料が残されています。境内に尼崎城の九曜紋入りの瓦が保存されています。
0.2km (5分)
6 尼崎城址の碑
尼崎城は元和元(1618)年から、譜代大名戸田氏鉄によって築かれました。沖から見ると城全体が海に浮かんでいるように見え、「琴浦城」の名称で親しまれました。
0.4km (10分)
7 大物主神社
船旅を安全を願う平清盛によって、安芸の厳島神社より勧請合祀されたと伝えられています。境内に・源頼朝に追われる源義経・弁慶ら一行が身を潜めたとされる「義経弁慶隠家跡」の碑があります。
1km (15分)
8 残念さんの墓
蛤御門の変の時、捕らえられて自決した長州藩士山本文之助の墓です。死に際に「残念、残念」と叫んだとされ、多くの人が願掛けに訪れます。
0.8km (15分)
9 ユニチカ記念館
明治33(1900)年に、尼崎紡績会社(現在のユニチカ)の本社事務所として建設された、尼崎市内最も古い洋風建築です。
0.9km (15分)
10 尼崎市立文化財収蔵庫
尼崎城本丸跡に、尼崎市立高等女学校として建てられた建物で、現在では文化財収蔵庫として、市内で出土した考古資料の展示や尼崎の歴史を学ぶ体験学習などを開催しています。
0.6km (10分)
11 阪神電鉄旧尼崎発電所跡
阪神電鉄尼崎車庫横にある赤レンガでできた旧尼崎発電所跡。明治37年(1904年)竣工で100年以上の歴史を持っています。
0.2km (5分)
終点 中央公園
阪神尼崎駅前のすぐの中央公園。パークセンター内にある「まちなかみどころごあんないコーナー」では、パンフレットなどをご用意し情報提供するほか、尼崎ならではの品「メイドインアマガサキ」グッズの販売も。