「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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明石・浜のみち

明石の浜は、古くより景勝の地として知られ、「万葉集」や「古今和歌集」にも詠まれています。
 また、本コースには、約200万年前に生息していた明石象の化石発掘地や明石原人腰骨発見地などがあり、古代のロマンとミステリーに触れながら歩くことができます。
 明石海峡から播磨灘へと続く海岸沿いは、潮の香りを満喫し、四季それぞれに変化する瀬戸内海を眺めることができる絶好のポイントです。
番号:128022
◆コースの概要/距離:8.2km、所要時間:135分、高低差:10m ◆コースの起点/地名:大観橋、最寄駅:山陽電鉄本線 西新町駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.4km ◆コースの終点/地名:江井ヶ島港、最寄駅:山陽電鉄本線 江井ヶ島駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:1km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・秋 ◆その他/- ◆コースに関する問い合わせ先/明石市 スポーツ振興課、電話番号:078-918-5624





起点 大観橋
明石川に大きく架かる橋。「浜の散歩道」の起点ともなる場所です。


0.8km (12分)
1 望海浜公園
「浜の散歩道」沿いにある公園です。明石城主松平直明は、淡路島や明石海峡を望む白砂青松の景観を愛し、茶亭を建て眺めを楽しんだと言われています。
1.5km (24分)
2 赤石
赤石は沖合い130mほどの海底にあり、今は陸地から見ることができませんが、2008年7月に市の調査により赤石の存在が再確認されました。死んだ大鹿の血が赤石になったという赤石伝説があり、赤石が「明石」の地名の起こりと伝えられています。
1.7km (30分)
3 藤江の浦
柿本人麻呂や山部赤人らの万葉歌人によって、古くから歌に詠まれています。遠くに見える淡路島や断崖の連なる藤江の海岸は昔から素晴らしい景観であったことがうかがえます。
2km (30分)
4 明石象化石発掘地
約200万年前に生息していた明石象(アケボノゾウ)の化石が発掘されたところです。昭和35年、当時中学生だった少年が、この崖から象の牙を発見し、その後一人で3年掛けほぼ一頭分を掘り出しました。この化石をもとに初めて明石象の全身骨格標本が復元されました。
0.3km (6分)
5 屏風ヶ浦・明石原人腰骨発見地
帯状に続く崖を海上から見ると屏風を立てた様に見えるため、「屏風ヶ浦海岸」と名付けられました。この一帯で、昭和6年直良信夫が腰骨を発見し、人類学者長谷部言人博士によって「明石原人」と命名されました。現在、西八木の発見地付近には標識が立っています。
1.6km (24分)
6 江井ヶ島海岸
ヤシの木が立ち並ぶ、南国ムード満点の海岸であり、水がきれいで穴場的な場所です。もちろん明石海峡大橋や淡路島を一望できます。またこの海岸は、最も明石らしいと思われるものを厳選した「わがまちあかし十景」にも選ばれており、多くの人々に支持されています。
0.3km (6分)
終点 江井ヶ島港