「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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北山川の大蛇行(龍穴)を望む道

登山口には「嶋津の森」がある。この森は北山川の中洲上にできた森で、エノキ、ケヤキなど落葉樹の大木や、シイ、クスノキ、アラカシ、イヌマキ、ヤブツバキなどの常緑樹が見られる。このような巨木の森が中洲にあることは大変珍しい。徐々に高度を上げていくと北山川大蛇行の絶景ポイントに出る。大蛇行が造りだした地形は正に圧巻。「龍穴」と呼ばれ、パワースポットでもある。展望を楽しみ、394.6mの三角点を過ぎ、奈良県と和歌山県の県境を歩く。川舟に乗って大蛇行を低い目線で眺めながら嶋津まで戻ることもできる。
番号:130009

◆コースの概要/距離:4.66km、所要時間:180分、高低差:330m 
◆コースの起点/地名:嶋津集落、最寄駅:-、最寄のバス停:熊野古道瀞流荘線 瀞大橋、最寄からの距離:1.3km 
◆コースの終点/地名:蟻越峠、最寄駅:-、最寄のバス停:瀞八丁・玉置口線 蟻越峠、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:無、休憩所:無、水・食料:無、ガイド等:有、看板・標識:無、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/新宮市 商工観光課、電話番号:0735-23-3333





起点 嶋津の森
熊野川の支川のひとつである北山川の中洲にある森で、かつては人も住んでいたが嘉永5年(1852年)に流域を襲った洪水によって集落が流出、その後は無人となっている。およそ60種類の植物が自生するが、これはこの洪水の際に流れ着いた種子などが元であると言われる。
1.8km (90分)
1 絶景ポイント
瀞峡(どろきょう)とは、和歌山県・三重県・奈良県を流れる熊野川水系北山川上流にある峡谷。吉野熊野国立公園の一部。上流から、奥瀞、上瀞、下瀞と呼ばれ、下瀞は瀞八丁の名で特に著名で、巨岩、奇岩、断崖が続く圧倒的な渓谷美は、古くから名勝と讃えられている。
北山川の大蛇行「龍穴」が眺められます。


1.1km (30分)
2 三角点
394.6mの標石があり。これより和歌山源と奈良県の県境を歩きます。
1.6km (60分)
終点 蟻越峠バス停
熊野交通バス停。バスで玉置口まで行き、民宿はるやさんの川舟で嶋津に戻ることもできます。