「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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日本三大山城・備中松山城を訪ねるみち

鎌倉時代、大松山に城を築いたのを起源とし、臥牛山一帯が中世の遺構を備えています。430mの頂上付近、小松山に建つ天守は、1683年に備中松山藩主・水谷勝宗によって3年がかりで修築され今の姿となりました。天守が現存する城としては最も高いところにあり、国の重要文化財となっています。また、武家屋敷、国指定名勝・頼久寺庭園といった名所旧跡のほか、県下最古のキリスト教会堂や郷土資料館(旧高梁尋常高等小学校本館)など明治期の洋風建築も残っており、往時に思いを馳せながらゆっくりと巡っていただけます。
番号:133003
◆コースの概要/距離:4.5km、所要時間:70分、高低差:360m 
◆コースの起点/地名:備中高梁駅、最寄駅:JR伯備線 備中高梁駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:備中松山城、最寄駅:JR伯備線 備中高梁駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:4.5km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/高梁市 産業経済部産業振興課、電話番号:0866-21-0229




起点 備中高梁駅
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1 郷土館資料館
旧高梁尋常小学校の本館で、明治37年に建築され市の重要文化財に指定されています。明治の気風をそのままに伝える洋館には江戸から昭和にかけての生活用具など3000点を展示しています。
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2 キリスト教会堂
現存する県下最古の教会で、県の史跡に指定されています。明治12年に始まった高梁でのキリスト教布教活動は、翌13年に新島襄(にいじまじょう)が来高すると急速に発展し、信者の浄財によって教会が建築されました。
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3 頼久寺庭園
江戸時代初期、頼久寺に仮の館としていた小堀遠州が作庭した名園です。国の名勝に指定されており、愛宕山を借景とした禅院式枯山水蓬萃庭園(鶴亀の庭)で、大海波を表現するサツキの刈込が優れた美的景観を示しています。
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4 武家屋敷
漆喰壁の格式漂う旧折井家と寺院建築や数寄屋風の要素を取り入れた珍しい造りの旧埴原家のある武家屋敷通り。格調高い家並みから当時の生活が偲ばれます。
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5 登城道
自然歩道にも指定されている登城道は所々にクスッと笑ってしまうような城主からのメッセージがあります。当時の人々が上ったことを思いながら登城するのオススメです。
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6 備中松山城
標高430mの小松山山頂に現存する天守閣、二重櫓と土塀の一部は国の重要文化財に指定されているほか、大手門や各櫓の礎石が完全に残っており、山城としては全国で一番高い所にあります。秋から春にかけては雲海が発生し、雲海に浮かぶ姿は幻想的で、「天空の山城」と呼ばれています。
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終点 備中高梁駅