「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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西の京・山口歴史探訪のみち

室町時代に大内氏が京の都を模したまちづくりを行い、「西の京」として栄えた山口市。栄華を極めた大内文化を素地に、近代日本の幕開けとなった明治維新の時代にも、山口を舞台に歴史が動きました。一の坂川の周辺地域は、古い町並みとともに日本三名塔と称される国宝瑠璃光寺五重塔をはじめ、大内氏館跡、雪舟のアトリエである雲谷庵跡などの大内文化の史跡、西郷隆盛らが密議をこらした枕流亭や、久坂玄瑞らが立ち寄った十朋亭など大内文化の遺構や明治維新の史跡が数多く残る西の京のロマンを秘めた情緒あふれる散歩道です。
番号:135017
◆コースの概要/距離:4km、所要時間:75分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:香山公園、最寄駅:JR山口線 山口駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2km 
◆コースの終点/地名:香山公園、最寄駅:JR山口線 山口駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/山口市 経済産業部観光課、電話番号:083-934-2810





起点香山公園(国宝瑠璃光寺五重塔) 洞春寺
全国に現存する屋外の五重塔のうちえ10番目に古く、その美しさは日本三名塔の一つに数えられる、室町中期の傑作。国宝に指定されている。香山公園内には、幕末、西郷隆盛や木戸孝允らが倒幕の密議をした枕流亭や、毛利敬親が建てた露山堂など、明治維新関係の史跡もある。
洞春寺の山門と観音堂は国の重要文化財。
1km (15分)
1 山口市菜香亭
明治10年頃に料亭として創業し、山口県出身の政治家や文人らが利用してきた。平成8年に料亭としての幕を閉じたが、平成16年に現在の場所に移築復元され、館内では井上馨、伊藤博文、佐藤栄作ら多数の著名人の書や所蔵品等の公開を行っている。
1km (415分)
2 山口ふるさと伝承総合センター
明治時代に建築された古い造り酒屋を保存整備した「まなび館」と、新しい「たくみ館」、そして明治時代の大架構の民家を再現した「みやび館」からなっています。
伝統工芸品である大内塗りなどの展示や販売、制作体験ができます。 
0.1km (2分)
3 西田幾多郎旧宅
日本を代表する哲学者 西田幾多郎が一時滞在していた家屋が残っています。

0.1km (2分)
4 龍福寺・大内氏館跡
建永元年(1206)、18代大内満盛が創建した臨済宗の寺で、弘治3年(1557)に現在の地に再建された。室町時代の代表的な寺院建築として、国の重要文化財に指定されている。
龍福寺がある場所にはかつて大内氏の館があり、復元整備された池泉庭園や枯山水庭園に当時の雰囲気を感じることができる。
0.2km (3分)
5 大路ロビー
古い町屋を改装し、周辺案内や地域の情報発信をしています。ゆっくりとくつろげる休憩スペースがあり、中国茶の無料サービスあり。


-km (-分)
6 十朋亭
醤油製造を業とする萬代家の離れとして建てられたもので、幕末、藩の役人たちの宿泊所となった。当主が志士達の活動を援護していたため、多くの志士が集まり、久坂玄瑞や高杉晋作、伊藤博文らも宿泊したと伝わっている。
0.3km (5分)
7 一の坂川周辺
一の坂川~竪小路にかけての一帯は、古い町並みやひっそりとした佇まいの狭い路地が残っており、西の京の風情を感じながら、まち歩きを楽しむのに最適なエリア。春は桜、夏は蛍と、四季折々の表情を見ることができる。
1.6km (25分)
終点 香山公園(国宝瑠璃光寺五重塔)