「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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萩の歴史・文化を満喫する大河ドラマゆかりの地モデルコース(旧松本村)

藩政時代、萩城下東郊にある松本村には、交通の要としてにぎわう松本市と、武士の住まいや農地、重臣の別荘地などが広がっていました。元禄4年、3代藩主毛利吉就は、城下を見下ろす場所に東光寺を創建し、大雄宝殿や総門といった雄大で荘厳な建物が造られました。毛利家の菩提寺で、奇数代の藩主の墓が置かれました。
 平成27年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放映されているが、松下村塾などドラマの中心人物となる吉田松陰や楫取素彦(小田村伊之助)ゆかりの地が随所にある、幕末・明治維新の時代歩きです。
番号:135026
◆コースの概要/距離:3.5km、所要時間:45分、高低差:20m 
◆コースの起点/地名:松陰神社、最寄駅:、最寄のバス停:まぁーるバス 松陰神社前、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの終点/地名:松陰神社、最寄駅:、最寄のバス停:まぁーるバス 松陰神社前、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:無、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/萩市 商工観光部観光課、電話番号:0838-25-3139





起点 松陰神社
吉田松陰を祀った神社。敷地内には吉田松陰が主宰した私塾で、幕末から明治にかけて活躍した多くの人材を輩出した松下村塾がある。
0.3km (4分)
1 伊藤博文旧宅、別邸
初代総理大臣 伊藤博文が安政元年から住んだ茅葺き屋根の旧宅と、東京都品川区から移築した優れた近代和風建築の別邸がある。
0.5km (6分)
2 玉木文之進旧宅
吉田松陰の叔父で松下村塾の創始者である玉木文之進の旧宅。玉木文之進は人材育成にあたったが、萩の乱で多くの門下生が参加した責任を取り自刃している。
0.3km (4分)
3 吉田松陰誕生地・墓所
吉田松陰は、この地で杉百合之助の次男として誕生した。高台には、吉田松陰と金子重輔の銅像が建ち、墓所には吉田家と高杉晋作などの門下生の墓がある。
0.4km (6分)
4 東光寺
全国屈指の黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院。萩藩毛利家墓所で3代吉就から11代斉元までの奇数代の墓がある。他に、禁門の変等で犠牲となった殉難烈士の墓や楫取素彦の次男・道明の墓がある。
0.5km (6分)
5 楫取素彦旧宅地
楫取素彦の妻は、2人とも吉田松陰の妹である。楫取素彦は松陰の死後、松下村塾を託され、後に群馬県令となり教育、産業の振興に尽力した。
0.1km (2分)
6 顕義園(山田顕義誕生地)
毛利家の菩提寺・護国山東光寺の近くにある。これは日本大学が建学90周年を記念し、謝恩の為に昭和54年に建設したもので、高さ1.1mの台座に建つ高さ2.4mの「山田顕義先生之像」が印象的で、萩市の遠望も楽しめる。
0.6km (7分)
7 広厳寺(楫取素彦の茶室)
広厳寺の本堂裏には、昭和12年に楫取素彦旧宅から移築されたという茶室がある。茶室外側の脇障子上部の透かし欄間には、楫取家の家紋花菱をあしらった装飾が施されている。
0.8km (10分)
終点 松陰神社