「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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四国の道(大岩コース)

ふるさとの懐かしい風景を垣間見ることができる遊歩道です。頂上付近の大岩からの眺望は、土佐日記の舞台のひとつとして記録されているこの小さな町が、古くは漁業の町として栄えたことや弘法大師ゆかりの寺、薬王寺を中心に賑わいをみてせいることなどが一望できます。また、ウミガメの産卵する大浜海岸に心をあらわれるのも良し、薬王寺を拝み信仰に身をゆだねるのも良し、心の癒しをわたしたちに届けてくれるのがこの小道です。
番号:136006
◆コースの概要/距離:1.0km、所要時間:50分、高低差:200m
◆コースの起点/地名:日和佐地区 西新町、最寄駅:阿波室戸シーサイドライン(牟岐線) 日和佐駅 、最寄のバス停:、最寄からの距離:1.5km
◆コースの終点/地名:日和佐地区 奥河内、最寄駅:阿波室戸シーサイドライン(牟岐線) 日和佐駅 、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2km
◆コースの環境・設備/トイレ:無、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/美波町観光協会、電話番号:0884-77-1875





起点 西新町 登り口
かつては日和佐地区の主要道として栄えた通り
0.1km (6分)
1 金比羅神宮(西新町防災倉庫)
美波町日和佐地区は、古くから遠洋漁業も栄えた漁師町です。この神社は、海上交通の守り神として地元の漁師さんを中心に集めます。大岩に臨む途中にひっそりと安置されています。
0.65km (35分)
2 NHKアンテナ跡
小ぶりな岩が並ぶ場所です。ここまで来ると大岩までまでは、もう一息。
0.5km (30分)
3 大岩(頂上付近)
日和佐地区の町中からも眺めることができる「大岩」です。昔から、町のシンボル的な象徴でもあり、子どもたちの絶好の遊び場でもありピクニックコースとなっています。この岩の頂からは、日和佐城、四国八十八か所霊場、阿波国・発心の道場、最後の札所、厄除けの寺・薬王寺の全景も見渡すことができます。そして、薬王寺の朱色の瑜祇塔が山に生え、アカウミガメの上陸・産卵地として全国で初めて国の天然記念物に指定されている、大浜海岸、また、室戸阿南国定公園の千羽海崖の山肌も尾根に沿って一望できます。
km (分)
4 奥河内降り道
自然あふれる森の道。降雨後は滑りやすく小石も転がっていますので、気を付けて。
1km (50分)
終点 奥河内・登り口
四国遍路の道標が、当時の名残りをひっそりと今に伝えています。