「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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崇徳上皇ゆかりの地を訪ねるみち

平安後期、後継者を巡る争いに敗れ、讃岐に流された崇徳上皇のゆかりの地を巡る、歴史に興味がある人にはたまらないコース。
白峯御陵へと至る階段道「西行法師の道」には、上皇などが詠った和歌を刻んだ石碑が建てられており、上皇や西行などの思いを感じることができ、崇徳上皇の葬られた御陵のある「白峯寺」を過ぎると、四国と本州をつなぐ壮大な瀬戸大橋をはじめ、坂出市独特のおむすび山など、美しい景色を一望できます。
上皇がこの地でどのような思いで過ごしていたのか、思い馳せながら歩くことができます。

番号:137003
◆コースの概要/距離:22km、所要時間:305分、高低差:500m 
◆コースの起点/地名:白峰宮、最寄駅:JR予讃線 八十場駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:鼓岡神社、最寄駅:JR予讃線 讃岐府中駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:-km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:無、ガイド等:無、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/坂出市 産業課にぎわい室、電話番号:0877-44-5015





起点 八十場駅
0.4km (6分)
1 白峰宮
崇上皇の死後、二条天皇が社殿を建築したもの。上皇の遺体を八十場の湧水に浸している間、この辺りから神光がしたため、別名「明の宮」と呼ばれる。第79番札所「天皇寺」と隣接している。
0.2km (0分)
2 八十場の湧水
上皇の崩御が夏だったため、遺体がいたまないように、亡骸を安置したといわれる霊水。休憩がてらにいただく「清水屋」のところてんは絶品!
2.2km (24分)
3 雲井御所跡
讃岐に上陸した上皇が最初の2年間住まわれたとされる場所。石碑に刻まれる「ここもまた あらぬ雲井となりにけり 空行く月の影にまかせて」という歌は、上皇の都を懐かしむ切ない思いが見受けられる。
3.1km (36分)
4 高家神社
上皇の棺を運んでいた際突然の豪雨に見舞われ、一服した場所。棺を置いた際、棺から血がこぼれてきたことから、別名「血の宮」と呼ばれる。
2.5km (30分)
5 青海神社
白峰山の麓にある神社。上皇の遺体を火葬する際、その煙がたなびいて動かなかったことから、別名「煙の宮」と呼ばれる。西行法師の道のスタート地点。
0km (0分)
6 西行法師の道
白峯御陵へといたる道。途中、上皇や西行の詠んだ歌が刻まれた歌碑が建てられている。上皇らの歌で、当時どのような思いで過ごしていたのかを感じることができる。

1.4km (60分)
7 綾松山洞林院 白峯寺
四国霊場81番札所。上皇がこの地で没したことから、お墓「白峯御陵」や霊を弔っている「頓証寺殿」が建立されている。
3.6km (42分)
8 神谷神社
本殿三間社流造りの神社として昭和30年に国宝として指定されている県内でも数少ない国宝建造物「神谷神社本殿」。そのほか、全国的にも珍しく非常に希少性の高い立像「木造随身立像二体」などの重要文化財を所有している。
7.7km (90分)
9 内裏泉
上皇が木ノ丸殿に住んでいた際に飲み水として使用していた井戸。渇水のときも涸れなかったそうな。上皇は、「この井戸水で顔を洗ったら目がつぶれる」という噂を広め、他の人が使えないようにしたという説も。
0.1km (0分)
10 鼓岡神社
雲井御所の後に住んだ木ノ丸殿があった場所。上皇を守るという名目で外から監視されていたため、少し高い位置にある。神社からみえる林の中には国府跡の碑も!また、木ノ丸殿を偲んだ「擬古堂」も健てられている。
-km (15分)
終点 讃岐府中駅