「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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【森の道】石鎚山 土小屋ルート

鎚山は、愛媛県西条市、久万高原町と高知県の境にそびえる、標高1982mと、西日本で一番高い山で、パワースポットとしてはもちろん、日本最南端の亜高山帯針葉樹林を有し、高山植物など自然の宝庫でもあります。石鎚山へ最短で登れるのが土小屋発のルート。二の鎖までは傾斜も緩やかで、初心者にはイチオシのトレイルです。ベンチを設置した休憩所が3ケ所あり、自然観察をゆっくり楽しみながら登るのにも適しています。鎖場を迂回すれば、危険な箇所はほとんどありません。
番号:138007
◆コースの概要/距離:4.5km、所要時間:150分、高低差:480m 
◆コースの起点/地名:国民宿舎石鎚 土小屋、最寄駅:-、最寄のバス停:伊予バス 石鎚土小屋、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:頂上山荘、最寄駅:-、最寄のバス停:-、最寄からの距離:-km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/石鎚山系エコツーリズム推進協議会 自然保護課、電話番号:089-912-2366





起点 土小屋(国民宿舎石鎚)
石鎚スカイラインの終着地点であり、石鎚山を上る人のスタート地点です。
国民宿舎石鎚で、仙人が食べていたという幻の食材「岩茸」を食べることができます。
-km (-分)
1 石鎚山登山
色とりどりの葉っぱの絨毯を歩き、鎖場を越えて360度広がる山頂からの絶景。雲の上から見る、日常からかけ離れた景色の中で、今までとは違う自分を見つけられるかもしれません。土小屋登山口の公衆トイレで、トイレを済ませましょう。
-km (-分)
2 アケボノツツジ・ブナ林、北壁
4月下旬ふもとで咲き始めたアケボノツツジが5月中旬には土小屋付近まで上がってきます。ゆるやかな縦走路で他の花に先駆けて美しいピンクの花を咲かせます。アケボノツツジの花が終わるとブナが芽吹き、夏鳥のさえずりやセミの鳴き声がひびくようになります。横掛け道に入ると間もなく頭上に北壁がせまってきます。岩の垂直のがけが、屏風のごとく続く様は圧巻です。
-km (-分)
3 石鎚山公衆トイレ休憩所
成就ルートと土小屋ルートの合流点に平成26年11月に愛媛県が設置した、環境配慮型トイレと休憩所を併設した木造の建物があります。
-km (-分)
4 頂上山荘
山頂弥山(みせん)には石鎚神社頂上社と山小屋があります。安全登頂を感謝し、西日本最高峰天狗岳を往復したいものです。山小屋は宿泊や食事をとることもできます。
4.5km (150分)
終点 見どころ 面河渓
石鎚山の南麓、面河渓の紅葉は10月中旬から色付きます。白い岩肌と澄み切った水流に黄色や赤色が差し、より美しさに華を添える秋に自然とひとつになる時間を過ごせる場所です。
終点 見どころ 長尾尾根展望台
石鎚スカイライン入口から13kmのところに車を止められる展望台があります。石鎚山が鋭く三角形にそそり立ち、中腹には白く輝く御来光滝を遠望できます。備え付けの望遠鏡をのぞいてみましょう。
終点 見どころ 古岩屋荘
石鎚山を登頂した後は、名勝「古岩屋」に囲まれた温泉宿でほっと癒しの時間を。自然の岩で作られた岩風呂に湧き出す良質な温泉の湯や、新鮮な山河の幸を使った料理をどうぞ。
終点 見どころ 道の駅 天空の郷さんさん
2014年4月、国道33号沿いに新しく誕生した道の駅。瑞々しい高原野菜の直売や、レストランのバイキング料理が楽しめます。林業の町ならではの木工品のお土産も要チェック。