「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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河辺坂本龍馬脱藩の道

幕末の志士坂本龍馬が文久2年、土佐藩を脱藩した際に通ったとされる道で、高知県との県境の梼原町韮ケ峠から西予市野村町を通り大洲市河辺町に入る榎ケ峠から、内子町五十崎との境泉ケ峠までの15㎞です。昭和63年に市内研究家の熱心な努力により解明されました。歴史的遺産として保存し、何時でも歩くことができるよう、河辺坂本龍馬説藩の道保存会を結成し、道の整備、道標の設置、記念碑の建立等を行っています。 坂本龍馬の偉業を偲び、屋根付橋の見学など自然と戯れ、歴史文化の再発見をしてください。
番号:138014

◆コースの概要/距離:14km、所要時間:210分、高低差:350m 
◆コースの起点/地名:榎ヶ峠、最寄駅:-、最寄のバス停:大洲富士ICより車、最寄からの距離:30km 
◆コースの終点/地名:泉ヶ峠、最寄駅:JR内子線 五十崎駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:20km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:無、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/- 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/大洲市役所河辺支所地域振興課、電話番号:0893-39-2111





起点 榎ケ峠 (説藩の道句碑)
河辺坂本龍馬脱藩の道のスター卜地点となる榎ケ峠。林の中に起点の看板が設置してあり、自然の風景が楽しめます。また榎ケ峠周辺の景観が良い場所には句碑が設置してあり、当時の情景を思った句が配置してあります。

1.7km (12分)
1 夜明けの道記念碑
脱藩の道を文化遺産として保存し、龍馬の偉業をしのぶために平成元年に説藩の道に建立した記念碑です。

0.9km (18分)
2 御幸の橋 (天神社)
河辺に8つある屋根付橋(浪漫ハ橋)の内もっとも古い橋で、安永2年に架設したとされる天神社の参道の橋です。現在の橋は明治19年に架け替えられた杉皮葺の趣のある橋で、県の有形民俗文化財に指定されています。

5.2km (60分)
3 三杯谷の滝
キビシ川上流で白い飛沫を見せている約15mの滝。両岸に迫った岸壁を縫って一気に流れ落ちる様子を屋根付橋の一つ龍神橋から眺めることができます。

7.1km (90分)
終点 泉ケ峠
河辺坂本龍馬説藩の道のゴール地点となる泉ケ峠。龍鴨宿泊の地として記念碑が建立してあります。現在は林になっていますが、当時は往還として栄え、旅館等が立ち並んでいたとされ、坂本龍馬も一夜を過ごしたとされています。