「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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みずと坂道のさと かみはやし

皿ケ嶺北麓にできた扇状部に位置する中山間地の上林の道は、標高170~510mと高低差まのある坂道です。山麓から力強い「ほっちょ風」が吹き抜けます。上林の棚田はかつて「千枚田」と呼ばれていたほど一面に広がっていました。ササユリ、ひまわり、コスモス等が咲き誇り、希少動植物も生息しています。鎌倉時代にまで歴史をさかのぼる里神楽など歴史ある地域資源も多いです。
番号:138019
◆コースの概要/距離:10km、所要時間:180分、高低差:300m ◆コースの起点/地名:城山天満宮、最寄駅:伊予鉄横河原線 見奈良駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:3km ◆コースの終点/地名:上林森林公園、最寄駅:伊予鉄横河原線 見奈良駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:3km ◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:無、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 ◆推奨季節/春・夏・秋 ◆その他/水の元そうめん流し、風穴、江林森林公園へは林道を亨ため、雨量の多い時は倒木の恐れあり。 ◆コースに関する問い合わせ先/東温市 産業建設部産業創出課、電話番号:089-964-4414





起点 城山天満宮 上林里神楽
城山天満宮にて毎年7月に開催されている里神楽。市の無形文化財。鎌倉時代から続き、一度中断したものの昭和30年代に復活。「手草」、「山乃翁」、「長刀」など12の種目で構成され、中でも「大魔」が見所。恐ろしい姿の魔物が飛び跳ね、四天王と打ち合う姿は迫力満点。
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1 ほっちょ風
皿ケ嶺からの吹き降ろす風。包丁のように鋭い風であることから名付けられた。空を見上げれば、ほっちょ風の強い風に雲が勢いよく流される。その迫力に感動すること間違いなし。
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2 ごぜ石
飢えで亡くなった盲目の女性が石になったという昔話に基づく石。
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3 棚田
傾斜のあるこの地は、かつて「千枚田」と呼ばれ、1万枚以上の田が広がっていた。現在も千枚を越える田が広がる。昔ながらの石積みの棚田も残っている。稲穂が実る季節になると、-面が黄金色に彩られる。
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4 上林米
皿ケ嶺からのきれいな水と栄養たっぷりの土、昼夜の気温差によって育まれている。松山城の城主への献上米として納められることもある。減農薬で環境に優しい「皿ケ嶺エコファーマー米」が生産されている。
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5 水の元そうめん流し
夏には、皿ケ嶺の水を使ったそうめん流しが楽しめる。緑に囲まれた大自然の中、夏の暑さから逃れる様に澄んだ空気と共に涼を味わいに訪れる人が後を絶たない。天気が良ければ、遠く道後平野も一望できる。
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6 風六
夏になると外気との温度差により神秘的な霧が発生することから、涼を求める大勢の人々で賑わう。幻のヒマラヤの青いケシの花も見られる。
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終点 上林森林公園
皿ケ嶺の登山口周辺の公園。水の森、光の森、風の森と三つのエリアで自然を楽しむことができる。