「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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土佐のまほろば風景街道 史跡を巡る道

「土佐のまほろば」は高知平野の中北部に東酉に広がり、国分川の北岸を中心とした地域のことを指し、「まほろば」とは「周囲を山々に囲まれた、実り豊かな土地で美しく住みよいところ」という意味です。奈良、平安の律令時代から戦国時代にかけて、土佐の国の政治・経済・文化の中心地として栄えていたことを今に伝える史跡、遺跡が多く点在し、史跡3ケ所(比江廃寺塔跡・土佐国分寺跡・岡豊城跡)が集まり、歴史の中心部であったことを物語っています。史跡・名所を巡るルートとなっています。
番号:139011
◆コースの概要/距離:10.2km、所要時間:150分、高低差:70m 
◆コースの起点/地名:西島園芸団地、最寄駅:JR土讃線 御免駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2.7km 
◆コースの終点/地名:西島園芸団地、最寄駅:JR土讃線 御免駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:2.7km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/- 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/土佐のまほろば風景街道推進協議会、電話番号:088-880-6560





起点 西島園芸団地
熱帯の花や木が茂るガーデンでは、楽園ムードにひたりながら一年中メロン、スイカを味わうことができます。西島トマトカレーやフルーツ盛りだくさんのパンケーキなどのカフェコーナーや、観光ハウスの見学、レンタサイクルの他、期間限定のいちご狩りも楽しめます。
0.4km (6分)
1 国分川
市の北部を東から西に流れる国分川は、美しい水と豊かな水量によって田園を潤し、農の恵みをもたらしてきました。川のほとりからの眺めは、豊かな自然と歴史を感じることができます。
0.8km (12分)
2 地蔵渡し
国分川の対岸に渡るには、明治30年に国分橋が架かるまではこの地蔵渡しのあたりで徒歩で渡ることが主な交通手段でした。旅人の安全を祈願するために建てられた地蔵には文化7(1810)年の刻字があります。
1.35km (18分)
3 比江廃寺塔跡
奈良時代に法隆寺と同形式の五重の塔があったと推測される、県内最古の寺院跡です。寺の全容はまだ解明できていませんが、残っている礎石の柱穴の大きさから、高さ32mの塔があったと想像され、国史跡に指定されています。
0.3km (6分)
4 国司館跡・古今集の庭
平安時代に国府が置かれ、国司館があったとされる場所には、国司として赴任した紀貫之にちなんだ石碑や句稗が並んでいます。隣に整備された古今集の庭は平安時代をモチーフに曲水を配し、古今集の和歌32首を掲示し、その和歌に出てくる草木を植えています。
1.8km (18分)
5 国分寺
天平13(741)年頃に創建された国分寺は、弘法大師によって四国霊場の29番札所とされました。一時期の荒廃を経て、戦国時代に長宗我部氏が現在の金堂(本堂)を再建し、国の重要文化財に指定されています。寺の全域は「国分寺跡」として国の史跡に指定されています。
0.1km (-分)
6 遍路道
地蔵渡しから国分寺、次の札所への遍路道は国分川に沿うように続いています。多くの遍路道は時代の変遷と開発などにより変わってきましたが、この辺りは田園や自然が多く、昔の遍路道が残っています。四国自然歩道「四国の道」のコースにもなっています。
2.3km (36分)
7 岡豊山歴史公園
戦国武将の長宗我部氏の居城・岡豊城があった岡豊山は歴史公園として整備されています。城跡の数々を巡る遊歩道や桜をはじめ四季折々の草花も楽しめます。岡豊山中腹には県立歴史民俗資料館があります。
0.1km (6分)
8 高知県立歴史民俗資料館
県内の歴史・考古・民俗の各分野における資料の収集保存、調査研究を行い、その成果を常設展示・企両展示しています。長宗我部氏と岡豊城跡に関する資料を充実させた長宗我部展示室の他、体験学習コーナーなどもあります。
0.1km (6分)
9 岡豊城跡
岡豊城跡は四国の戦国期城郭を代表する遺跡で、平成20年に国指定史跡となりました。建物跡や土塁、石積みなど城跡の遺構の一部を保存復元しています。ニノ段から東に比江、国分寺、遍路道など「史跡を巡る道」全体を望むことができます。
2.8km (36分)
終点 西島園芸団地