「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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有田陶磁器の里を訪ねるみち

17世紀初め、朝鮮人陶工・李参平が磁器の原料を発見したことにより日本磁器発祥の地として観光地・有田町は栄えてきました。陶磁器の歴史に思いを馳せながら四季折々の自然を満喫する場面もあり、陶磁器産業の発展と歴史、重要伝統的建造物群保存地区に指定された文化的意義のある町並みなど有田の魅力を存分に体験できます。有田観光協会では「まち歩きガイド」を紹介し、有田の陶磁器や歴史に興味がある方は十分ご満足いただけます。
「トンバイ塀のある裏通り」途中には古民家(小路庵・しゅうじあん)の展示も行っています。

番号:141007
◆コースの概要/距離:9km、所要時間:160分、高低差:-m
◆コースの起点/地名:上有田駅、最寄駅:JR佐世保線 上有田駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:有田駅、最寄駅:JR 有田駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:無
◆推奨季節/-
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/有田町 商工観光課、電話番号:0955-46-2500
起点 上有田駅
大きな木造駅舎を有し、駅前商店で乗車券を販売する簡易委託駅です。ゴールデンウィークに開催される有田陶器市期間に限り、日中の特急「みどり」「ハウステンボス」が停車します。
1.8km (30分)
1 泉山磁石場
日本磁器発祥の地。17世紀初め、朝鮮人陶工・李参平が磁器の原料を発見したことによって、日本初の磁器が誕生したといわれています。
0.5km (5分)
2 大公孫樹
樹齢約千年の国指定天然記念物。高さ40m、幹回り11.6mの県内一の巨木です。11月中旬~下旬頃は巨木全体の葉が黄色に色づき、訪れた人を圧倒させます。
0.4km (3分)
3 トンバイ塀のある裏通り
トンバイ塀とは、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具、陶片を赤土で塗り固めて作った塀のことです。泉山の大公孫樹付近から大樽の有田陶磁美術館までの裏通りに多く見られます。
0.3km (17分)
4 有田陶磁美術館
有田の陶磁器を中心に収集、展示されており、有田磁器創業時の資料や古伊万里、柿右衛門、色鍋島などを鑑賞できます。この美術館は明治時代のやきもの倉庫を利用した石蔵づくりで1954年(昭和29年)に佐賀県の博物館法第1号の登録を得ています。
2km (33分)
5 有田ダム
「秘色の湖(ひそくのうみ)」と呼ばれた湖面の美しいダム。周辺の遊歩道をたどると四季折々の自然を満喫でき、特に春の桜や秋の紅葉の美しさは格別です。
0.2km (3分)
6 マイセンの森
ドイツのマイセン市と有田町は昭和54年2月9日に姉妹都市協定を結び、これを記念して昭和58年9月に「マイセンの森」を設置しました。様々な種類の木々や桜が植樹されています。
2.3km (34分)
7 有田内山の町並み
重要伝統的建造物群保存地区に指定。有田焼の発展と共に、有田千軒と呼ばれるほど栄えた有田ですが、江戸時代の内山の大火によりほとんどの家が消失しました。漆喰塗りの町家や洋館など、江戸、明治、大正、昭和というそれぞれの時代の特徴的な建物が混在しています。
1.5km (35分)
終点 有田駅
2・3番線ホームには、柿右衛門窯、今右衛門窯、源右衛門窯による3枚の有田焼の陶板が飾られています。また、1番線ホームには「白磁のあかり」が設置されています。