「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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九州オルレ 平戸コース

古くは海外貿易の拠点として、当時日本で最も栄えた都市でした。市内にはその名残が数多くみられ、史跡やかつての城下町の町並みなど、当時の様子をうかがい知ることができます。市街地周辺は平戸の歴史や文化を楽しめ、一方で、ここから離れると西海国立公園の一部に入り雄大な自然を目にします。平戸は新鮮な魚介類をはじめ、肉や農産物の品質も評判が高く、食事も各所でお楽しみいただけます。寄り道しながら川内峠や寺院と教会の見える風景など、自然だけでなくかつての貿易港の面影を残す街並みをお楽しみください。
番号:142017
◆コースの概要/距離:13km、所要時間:270分、高低差:370m
◆コースの起点/地名:平戸港交流広場、最寄駅:-、最寄のバス停:平戸桟橋、最寄からの距離:0.1km
◆コースの終点/地名:平戸温泉うで湯あし湯、最寄駅:-、最寄のバス停:平戸桟橋、最寄からの距離:0.2km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/平戸市 文化観光部観光課、電話番号:0950-22-4111





起点 平戸港交流広場
かつての海外交易の玄関口だった場所で、当時は多くの外国人が滞在していたと言われています。
1.2km (0.2分)
1 最教寺
唐より帰国した空海が、平戸に立ち寄った際に護摩を焚いた場所とされ、1607年に第26代平戸藩主 松浦鎮真公により建立された寺院。平戸藩主を悩ませていた亡霊が、赤ん坊の泣き声で退散したことに由来する「子泣き相撲」が毎年開催されます。

3.5km (70分)
2 川内峠
西海国立公園の一部にもなっている県内有数の草原。周囲に遮蔽物が少ないため、天気の良い日は九十九島や対馬まで見渡すことができます。
6.5km (120分)
3 平戸ザビエル記念教会
最初に1913年にカトリック平戸教会として建てられ、その後1931年に現在の場所に移されました。周囲を寺院に囲まれる珍しい立地の教会となっています。

0.1km (5分)
4 宗陽公の墓
第28代平戸藩主 松浦隆信(宗陽公)の墓。宗陽公は、平戸オランダ商館が取り壊される前の「西の都」時代の藩主。
0.1km (5分)
5 寺院と教会の見える風景
平戸ザビエル記念教会から下ると、寺院と並んで佇む教会を見ることができます。異文化との交流が盛んだった平戸ならではの独特な風景です。

0.3km (10分)
6 浦の町 大ソテツ
樹齢400年にもなるこの巨大なソテツは、かつての貿易商の庭に植えられていたもの。虫歯が治るという迷信があったことから、幹には多数の釘が打ちつけられている。
0.2km (5分)
7 松浦史料博物館
江戸時代初期に平戸藩主のお屋敷があった場所で、石垣などは当時のまま残されています。武具や調度品など約3万点を所蔵。

0.6km (20分)
8 平戸オランダ商館
貿易拠点の出島移転に伴い、1640年に取り壊されたオランダ商館倉庫を2011年に復元。館内には当時の資料などが展示されています。

0.3km (5分)
9 崎方町の街並み
平戸が貿易港として賑わっていた頃を感じさせる街並みが再現されています。
0.2km (10分)
終点 平戸温泉うで湯あし湯
観光客や地元の方々が気軽に利用できる施設で、「うで湯」は全国でも珍しい。帰路に着く前にここで一休み。