「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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金明孟宗竹 周辺田園ウォーキング

岩瀬農道は、臼杵市野津町の東部に位置し、水田地帯と山林部の境界付近にあります。周辺を歩くことにより、山塊に抱かれた田園風景の中で、国宝九重の塔をはじめとする、文化財や県指定天然記念物の金明孟宗竹、神社や旧道の佇まい、農村の直売所などをつなぎ、山塊の懐に抱かれた農村の中をウォーキングする周回ルートです。
番号:144002
◆コースの概要/距離:5.9km、所要時間:74分、高低差:30m
◆コースの起点/地名:水地公民館、最寄駅:-、最寄のバス停:臼津交通 水地、最寄からの距離:0.4km
◆コースの終点/地名:水地公民館、最寄駅:-、最寄のバス停:臼津交通 水地、最寄からの距離:0.4km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:無
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/大分県 中部振興局農林基盤部農村整備第二班 、電話番号:097-506-5709





起点 水地公民館
ウオーキングの拠点となる。駐車場、トイレあり。
1km (12分)
1 国宝 九重の塔
鎌倉時代の層塔として大分県を代表する石造美術品のひとつです。総高595センチ、軸部は四角で、東面には薬師、南面には釈迦、北面に弥勒、西面に阿弥陀の順で四仏が陽刻してあります。豊後の石造塔婆はこの塔を基にしているといわれています。
0.6km (8分)
2 きくのや商店前
九重の塔から、市道、県道の歩道、旧県道を経て、田園地帯をあるくと、旧県道三差路であるきくのや商店前にたどり着きます。飲み物や菓子パンなどの調達が可能です。
0.4km (5分)
3 熊野神社(その1)
きくのや商店前から古びた趣のある旧道をあるくと、県道バイパスと合流する手前で小さな熊野神社にたどり着きます。
0.4km (4分)
4 直売所「いのこ」
県道バイパスを北上すると、新県道どうしの三差路で地元田野地区振興会が運営する直売所「いのこ」にたどり着きます。「いのこ」とは湧水を石で囲むなどして整備した水汲み場のことです。
1km (12分)
5 五輪塔 熊野神社(その2)
臼杵市内にある五輪塔の中では最も大きく高224cmです。地元ではこの五輪塔を「虎御前」と呼び、安産に効果があるといわれています。これより、熊野神社を経て階段を下ります。
2.3km (30分)
6 大岩ため池
県道を少し南下して左折し、外側線の入った農道を上っていくと大岩ため池にたどり着きます。碁盤ケ岳から尺間山につづく山塊をバックに奥行きのある風景はミニヨセミテの趣があります。下流の水田風景も美しく天気が良ければお弁当をひろげるのもよしです。
0.2km (3分)
7 金明孟宗竹(県指定天然記念物)
孟宗竹の突然変異で鮮やかな緑色と黄色とが交互に節を彩ります。現在キンメイモウソウが確認されているのは福岡県、高知県、宮崎県など西日本の数ヶ所でしか確認されていません。
-km (-分)
起点 水地公民館