「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

竹田城下町のぐるりを巡る道

中世に岡城が築かれ、江戸時代には岡藩7万石の城下町として栄えた町とその周辺を歩きます。竹田市は『荒城の月』で知られる瀧廉太郎が多感な時期を過ごしたまち。曲想の地であったと言われています。コースの途中には豊後南画の巨匠田能村竹田の画碑や藩政時代の武家屋敷通り、歴代藩主の眠る菩提寺などがあり、通常の城下町散策では見逃しがちな箇所もある一味違った魅力に出会えるコースです。
番号:144006
◆コースの概要/距離:6.2km、所要時間:105分、高低差:25m
◆コースの起点/地名:豊後竹田駅、最寄駅:JR豊肥線 豊後竹田駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km
◆コースの終点/地名:竹田温泉 花見月、最寄駅:JR豊肥線 豊後竹田駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0.1km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/竹田市 企画情報課、電話番号:0974-63-4801





起点 JR豊後竹田駅
駅の裏手の切り立った崖には落門の滝が流れており、四方を山に囲まれた城下町ならではの風情ある。“落門”の名は、江戸時代の豊後の儒学者広瀬淡窓がこの滝のことを詠んだ漢詩の一節から採られたものです。竹田駅前の橋のたもとには、この漢詩を刻んだ石碑が建てられています。
0.4km (10分)
1 佐藤義美記念館
『犬のおまわりさん』で知られる佐藤義美は竹田市出身。佐藤義美記念館は、佐藤義美が晩年を過ごした神奈川県逗子市の建物を再現したもので,大正ロマン漂う木造の洋館づくりです。
2.2km (35分)
2 鴻巣台の桜
竹田市の茶屋の辻地区、コースの中で最も高台にある桜の木です。オオヤマザクラで樹齢は300年程度と言われています。鴻巣台公園は明治10年の「西南の役」の激戦地で、桜の樹幹にも多くの銃弾が埋もれているものと思われます。
1.2km (20分)
3 殿町武家屋敷通り
岡藩時代の面影を残す武家屋敷通り。当時13軒の武家屋敷120mに渡って連なっていた。コースの中でも特に城下町の雰囲気を感じることができます。武家屋敷通りから少し足を延ばすと、国内でも希少な手掘りのキリシタン洞窟礼拝堂も見学できます。
0.2km (5分)
4 広瀬神社
日露戦争の旅順戦で戦死した軍人広瀬武夫を祀った神社。広瀬武夫は竹田市の出身で、彼を顕彰するために昭和10(1935)年に広瀬神社が建立されました。境内には広瀬武夫記念館があり遺品などを展示。神社は高台にあるので、竹田城下町を見渡すことができます。
1.2km (20分)
5 岡藩主 おたまや公園
藩主御廟と碧雲寺庭園を史跡公園として整備したのが「おたまや公園」。碧雲寺は、初代藩主中川秀成が慶長17(1612)御茶屋を普請しようとして建設半ばで亡くなったので二代藩主久盛が菩提寺にしたもの。初代秀成、2代久盛、4代久恒、5代久通、6代久忠、9代久持、11代久教の御廟が龍吟池に面して並んでいます。初夏には蓮の花、カキツバタがみられます。
1km (15分)
終点 竹田温泉 花水月
藩主御廟と碧雲寺庭園を史跡公園として整備したのが「おたまや公園」。碧雲寺は、初代藩主中川秀成が慶長17(1612)御茶屋を普請しようとして建設半ばで亡くなったので二代藩主久盛が菩提寺にしたもの。初代秀成、2代久盛、4代久恒、5代久通、6代久忠、9代久持、11代久教の御廟が龍吟池に面して並んでいます。初夏には蓮の花、カキツバタがみられます。