「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

記紀の道

日本で最も古いと云われる「古事記」「日本書紀」には、日本神話の根幹をなす日向神話の事が書いてあります。
 その伝承の中心になるのは、天孫ニニギノ尊とその妃コノハナサクヤ姫命にまつわる説話です。この説話の道筋にあるものが式内社(神社)や伝承地であり古墳です。そして本市においてこの道筋となるものが、古事記の「記」と日本書紀の「紀」から名づけた「記紀の道」です。
 散歩に程よい、ロマンの道を楽しんでください。

番号:145007
◆コースの概要/距離:4km、所要時間:60分、高低差:50m
◆コースの起点/地名:都萬神社、最寄駅:JR日豊本線 佐土原駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:15km
◆コースの終点/地名:男狭穂塚・女狭穂塚、最寄駅:JR日豊本線 佐土原駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:16km
◆コースの環境・設備/トイレ:無、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・夏・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/西都市 商工観光課観光ツーリズム係、電話番号:0983-43-3421




起点 都萬神社
「さいまんさま」とも呼ばれており、日向式内社の一つで、コノハナサクヤ姫を祭神としている。
0.3km (4分)
1 御舟塚
高天原から高千穂の峰に降臨されたニニギノ尊の一行が、海路で奥深い入江であったと伝えられるこの地に到着され、その時の舟が鎮まった所。
1.1km (13分)
2 逢初川
「古事記」の中にでてくる逢初川と伝えられ、天孫ニニギノ尊がこの小川で水汲みをしていたコノハナサクヤ姫を見初められた場所。
0.1km (1分)
3 八尋殿
天孫ニニギノ尊がコノハナサクヤ姫と新婚生活のために建てられた御殿の跡。
0.4km (5分)
4 無戸室
一夜で懐妊したコノハナサクヤ姫が夫ニニギノ尊に疑われて戸の無い産室をつくり、火をかけて3皇子(ホデリ・ホスセリ・ホオリ)を出産された場所。
0.1km (1分)
5 児湯の池
コノハナサクヤ姫が火の中で産まれた3皇子の産湯として水を使われた池。
0.3km (4分)
6 石貫神社
コノハナサクヤ姫の父大山祇命(おおやまずみのみこと)を祭神としている。
0.3km (6分)
7 大山祇塚
大山祇命の御陵と言い伝えられている柄鏡古墳(全長90m)。
0.8km (10分)
8 鬼の窟
コノハナサクヤ姫を嫁にと請う悪鬼が父神の大山祇命より一夜で石造りの館を所望し完成させた窟。
0.5km (7分)
終点 男狭穂塚・女狭穂塚
男狭穂塚はニニギノ尊、女狭穂塚はコノハナサクヤ姫の御陵と言い伝えられ、全長174m、最高部の高さは15mの規模を有する九州では最大の前方後円墳。