「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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秀峰「薩摩富士」山頂からの絶景に出会う道

美しい円形の姿から「薩摩富士」と称される開聞岳は、標高924mながらも、日本百名山に選ばれています。トロイデ型とコニーデ型の2段階で形成されたトロコニーデ型の山です。7.4合目あたりから、岩場の多い登山道となり、9合目には5mほどのはしごもあります。海に突き出した地形で周囲に高い山がないため、山頂からの眺めは360°の大パノラマで大海原や南薩摩の大自然を一望することができ、疲れを忘れさせてくれる絶景に出会うことができます。
番号:146005
◆コースの概要/距離:9.3km、所要時間:300分、高低差:800m
◆コースの起点/地名:かいもん山麓ふれあい公園、最寄駅:-、最寄のバス停:鹿児島交通東大川行 開聞登山口、最寄からの距離:1.4km
◆コースの終点/地名:かいもん山麓ふれあい公園、最寄駅:-、最寄のバス停:鹿児島交通なのはな館行 開聞登山口、最寄からの距離:1.4km
◆コースの環境・設備/トイレ:無、休憩所:有、水・食料:無、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・秋
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/指宿市 観光課、電話番号:0993-22-2111




起点 かいもん山麓ふれあい公園
開聞岳の2合目にあるキャンプ場です。ログハウスやオートキャンプに宿泊できるほか、パークゴルフやゴーカートなど、登山客でなくても楽しめる施設となっています。また、管理棟では、登山証明書や記念バッジ、絵はがき等の販売も行っています。
0.8km (15分)
1 2合目
登山道の入口になります。2月下旬から河津桜が見ごろを迎え、順にソメイヨシノなどの桜が4月上旬頃まで楽しめます。
0.3km (10分)
2 2.5合目
ベンチがあり、小休憩を取ることができます。4月ごろになると、キンランソウの小さい花を見ることができます。開聞山麓自然公園からの遊歩道と合流するため、 登山道と間違えないように注意してください。
1.1km (50分)
3 5合目
ベンチがあり、眼下に池田湖・桜島・長崎鼻・佐多岬を望むことができます。また、5月頃は花も多く咲き、特にウツギの白い花を見ることができます。
1.1km (35分)
4 7合目
標識をすぎると視界が開け、眼下に美しい東シナ海・竹島・黒島・硫黄島が見えます。天気がよいと種子島・屋久島が見えることもあります。また、7.4合目で火口跡(通称「仙人堂」)が現れ、コニーデ型からトロイデ型への変化が分かります。7合目~8合目は岩場になりますので、注意して歩いてください。
0.9km (40分)
5 9合目
5メートルのはしごがあり、頂上まで岩場が続きます。両手を使って注意しながら頂上を目指してください。3月下旬には白いショウジョウバカマの可憐な花が見られます。
0.4km (30分)
6 山頂
霧島連山・桜島・池田湖・開聞岳がほぼ一直線に確認できる、360°の大パノラマをお楽しみください。
4.4km (100分)
7 そばの館「皆楽来」
地元のそば粉を使った、純手打ちの風味豊かなそばをお召し上がりいただけます。登山後に開聞岳の麓で食べるそばは格別です。また、そば打ち体験を行うこともできます。(要予約)
0.3km (20分)
終点 かいもん山麓ふれあい公園