「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



地域を選択する

糸満・平和礎(いしじ)を巡るみち

1993年に平和都市宣言をしている糸満市の中で、沖縄戦跡国定公園に指定されている糸満市南部の摩文仁丘一帯は、ひめゆりの塔や健児の塔をはじめ、平和祈念公園、慰霊搭などがあります。戦争の激しさを見つめ、平和の発信地のみちを歩きます。
番号:147004
◆コースの概要/距離:14km、所要時間:240分、高低差:95m
◆コースの起点/地名:山巓毛公園、最寄駅:-、最寄のバス停:糸満ロータリー前、最寄からの距離:0.1km
◆コースの終点/地名:具志頭公民館、最寄駅:-、最寄のバス停:具志頭売店前、最寄からの距離:0.1km
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有
◆推奨季節/春・秋・冬
◆その他/-
◆コースに関する問い合わせ先/糸満市 商工観光課、電話番号:098-840-8135





起点 山巓毛公園
-km (-分)
1 白銀堂
糸満ハーレーや糸満大綱引など、市内旧暦行事の祭祀が執り行われる拝所。お堂の中には自然の石筍が氏神として祀られている。鳥居をくぐった左手には、昭和天皇の即位を記念して立てられた「御大典記念碑」があり、碑の正面に弾痕が確認できる。
-km (-分)
2 山巓毛(サンティンモウ)公園
糸満市街を一望できる高台にある。かつては海上にいる船が現在の位置を測るための目印になっていた。糸満ハーレー当日には神事が行われる場所でもある。頂上部分に、八角形の基礎部分のみの監視硝台座跡、御大典祈念山巓毛改修碑、国旗掲揚台が残る。
-km (-分)
3 ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館
沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等学校の教師・生徒のための慰霊碑。2 校の生徒は沖縄戦中「ひめゆり学徒隊」として沖縄陸軍病院に動員された。隣接する資料館では、生存者の証言映像手記、遺品等の展示を通して戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶことができる。
-km (-分)
4 魂魄の塔
1946年に建立された戦後最初の慰霊搭。合祀者数35000人は県内最大である。現在これらの無名戦没者の遺骨は、平和祈念公園内にある国立沖縄戦没者墓苑に移されている。毎年6月23日の慰霊の日には多く県民が参拝に訪れ、終日香煙が絶えない。
-km (-分)
5 平和祈念公園
沖縄戦終焉の地となった摩文仁の丘にある公園。園内には、敵味方の区別なく沖縄戦関係で亡くなられたすべての方の名前が刻まれた平和の礎や、多くの都道府県の慰霊搭などがある霊域、平和祈念資料館や平和祈念堂などがある。
-km (-分)
終点 具志頭公民館