「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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北海道自然歩道 東大雪の道

大雪山国立公園東大雪地域に位置するぬかびら源泉郷からメトセップ間にある延長8kmの自然歩道です。昭和62年に廃止された旧国鉄士幌線の線路跡が活用され、国立公園の美しい白然や糠平湖の景観を楽しめるだけでなく、かつての鉄道トンネルの迂回路など、地形を活かした変化が楽しめる道となっています。「上士幌町鉄道資料館」では、旧国鉄士幌線に関する歴史を学び、また昭和初期建造のコンクリートアーチ橋を通行、見学したり、「ひがし大雪自然館」で、自然や動植物について学ぶことができます。メトセップは行き止まりのため、折り返しますが、国道に回避できる5か所のエスケープルートが整備されています。
番号:101011
◆コースの概要/距離:8km、所要時間:210分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:鐵道資料館、最寄駅:-、最寄のバス停:十勝バスぬかびら線 ぬかびら源泉郷営業所前、最寄からの距離:0.4km 
◆コースの終点/地名:メトセップ、最寄駅:-、最寄のバス停:予約制都市間バススノーライナー号 五の沢、最寄からの距離:2.5km有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/上士幌町 商工観光課、電話番号:01564-2-2111





起点 鉄道資料館
昭和62年に糠平(ぬかびら)駅跡に整備された旧国鉄士幌線の歴史を紹介する資料館。かつて車窓から見えていた動両の放映や旧国鉄士幌線に関する資料を見学することができます。館内には、解説員が常駐しています。
0.6km (12分)
1 糠平川橋梁
糠平ダムの建設により付け替えられた黒石平からメトセップまでの新線に建設された、戦後生まれの比較的新しいアーチ橋です。(1955年/長さ63m) 橋の上を通行可。北海道自然歩道脇に整備された階段を降りることで、橋の全景を見学することもできます。
2.6km (54分)
2 三の沢橋梁
1955年に完成した長さ40メートルのアーチ橋です。北海道自然歩道脇に整備された階段を降りることで、橋を見学することができるほか、糠平湖畔にもアクセスできます。
-km (-分)
3 糠平湖
三の沢橋梁から階段を降りると糠平潮畔にアクセスできます。糠平湖は昭和30年の糠平ダム建設によってできた人造湖です。湖の周囲は森林に包まれ、湖越しに見る山岳美と一体となった景観は、人造湖とは思えない趣を持っています。
2.3km (42分)
4 五の沢橋梁
1955年に完成した長さ7メートルの小さなアーチ橋です。北海道自然歩道の一部となっており、橋の上は通行可ですが、小さいため、うっかりすると気づかずに通り過ぎてしまいます。
0.9km (12分)
終点 メトセップ
東大雪の道の折り返しポイント。折り返しとなるが、国道に回避できる5ヶ所のエスケープルートが整備してある。