「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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狩勝ポッポの道

廃線跡の散策路に、レンガのアーチ橋や橋脚など旅心をくすぐる鉄道遺産が並ぶ道です。昭和41年に廃線となった旧国鉄狩勝線跡を整備した散策路。
レンガのアーチ橋や橋脚、信号所跡など鉄道遺産が残っているほか、旧狩勝線インフォメーションセンタ一では、東海道本線で活躍していたブルートレインの寝台車3両などが保存されていますその後、サホロ川のせせらぎを聞きながら佐幌岳やサホロ湖を眺めることができます。五感を研ぎ澄ませて歩くと楽しめます。サホロ湖の解禁期間には夏はニジマス、冬はワカサギ釣りができます。
番号:101019
◆コースの概要/距離:16.15km、所要時間:210分、高低差:237m 
◆コースの起点/地名:旧狩勝線インフォメーションセンター、最寄駅:JR新得駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:10km 
◆コースの終点/地名:旧狩勝線インフォメーションセンター、最寄駅:JR新得駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:10km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:無、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/新得町 観光協会、電話番号:0156-64-0522





起点 旧狩勝線インフォメーションセンター
旧狩勝線にある新内駅跡に保存されている9600形蒸気機関車(59672)と東京から昭和53年にやってきた国鉄特急寝台客車(20系)3両を「狩勝ミュージアム」として活用。中には旧狩勝線の歴史の資料や展示がされている。
2km (30分)
1 まりも橋(新内第1号橋梁)
迷宮入りとなった昭和28年5月17日のまりも号脱線事故の現場となった中新内川にかかる鉄橋。橋台がレンガ造りである。
2km (30分)
2 小笹川橋梁(新内第2号橋梁)
下新内川を渡る高さ7mのアーチ径4.6mの煉瓦造のアーチ橋。水面からアーチ基部までは高さ約2.6m、奥行きは約9m。切石が積まれた擁壁も、建設当時の原刑が非常に良<維持されている。 
2003年11月に土木学会選奨土木遺産に選ぱれている。
1km (15分)
3 無線鉄塔
1966年に廃線となった後、新内一新得間は狩勝実験線として、貨車の脱線事故の研究のための脱線実験、電気機関車の走行試験、車両火災実験などが行われた。そのときのデータ送信のための無線鉄塔が今も残っている。
2km (30分)
4 佐幌岳
北海道中央部新得町と南富良野町の境界にある山。日高山脈の最北に位置し、日高山脈襟裳国定公園に含まれる。斜面はサホロリソー卜のスキー場として活用されている。
3km (45分)
5 サホロ湖
十勝川水系一級河川佐幌川に築造された治水専用の佐幌ダムによって形成された人造湖である。春は桜、夏はニジマス釣り、秋は紅葉、冬はワカサギ釣りと1年中楽しめる。
6km (60分)
終点 旧狩勝線インフォメーションセンター