「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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奥入瀬渓流

焼山から十和田湖畔子ノ口(ねのくち)まで約14km続く、日本を代表する景勝地「奥入瀬渓流」。この渓流美は、十和田湖が火山噴火によってでき、その水が子ノ口より流れ出て出来たもので、時代を重ねるとともに周りの自然木に包まれながら美しく姿を変えてきました。渓流沿いには、いくつもの滝が点在しており「瀑布(ばくふ)街道」ともよばれています。ガイドと一緒に散策すると、これまで知らなかった新しい奥入瀬の魅力に出会うことが出来ます。
番号:102003
◆コースの概要/距離:約14km、所要時間:240~300分、高低差:200m 
◆コースの起点/地名:焼山、最寄駅:-、最寄のバス停:青森・八戸・奥入瀬・十和田湖線 焼山、最寄からの距離:0.1km
 ◆コースの終点/地名:子ノ口、最寄駅:-、最寄のバス停:青森・八戸・奥入瀬・十和田湖線 子ノ口、最寄からの距離:0.1km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:有、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/十和田市 観光商工部観光推進課、電話番号:0176-51-6772





起点 焼山
奥入瀬渓流の下流側の入口。猿倉温泉から源泉を引く温泉街でもあります。
1.5km (30分)
1 紫明渓
石玉を敷き詰めたような川床に澄んだ水が流れる美しい場所。とりわけ冬の景色が美しく、多くの写真家を魅了する冬の奥入瀬を代表する撮影ポイントです。

2.8km (50分)
2 三乱の流れ
ひとつだった流れが三つに分かれる様から名付けられたといわれます。それらの流れが、また合流する川の中の岩にムラサキヤシオ(ツツジ)が咲き、絶景の撮影ポイントとなります。
1.4km (20分)
3 石ケ戸
地元の方言で「石の小屋」の意。「鬼神のお松」という絶世の美女の盗賊がここを住処とし旅人を殺して金品を奪っていたという伝説があります。
1.3km (25分)
4 馬門岩
昔、馬で往来していた時代、ここより先は馬が通れない程植物が生い茂っていたため、馬をここに置いたといわれる。地質は火山岩で独特な地表で、表面を氷で覆う冬の表情は絶景です。
0.4km (10分)
5 阿修羅の流れ
奥入瀬渓流の代表的な流れの―つ。コケむした岩と、うっそうとした木々の間を戦いの神「阿修羅」の名のごとく激しく流れています。
1.1km (25分)
6 雲井の滝
落差約20m。 奥入瀬渓流を代表する滝の―つ。滝壷がないため岩盤に流れ直に当たり、水しぶきが雲のように見えることからこの名が付いたと言われます。
2.4km (45分)
7 玉簾の滝
落差約6mの分岐爆。岩盤を流れ落ちる様が、玉が転がるように見え、また簾がかかったようになっていることからこの名がついたと言われます。
1.8km (35分)
8 寒沢の流れ
奥入瀬渓流の支流である寒沢から流れ出る滝と言ってもいいほど見事な流れです。
0.1km (2分)
9 銚子大滝
幅20m、高さ7m。奥入瀬渓流本流にある唯一の滝。奥入瀬渓流を逆上る魚をせき止めるため、「魚止めの滝」ともよばれる。十和田湖を徳利と見立てた場合、注ぎ口となるため、この名をつけたと言われます。
1.5km (30分)
終点 子ノロ
奥入瀬渓流の上流にあり、ここから奥入瀬渓流が太平洋ヘと流れ出ている。遊覧船の発着場所ともなっている。