「新日本歩く道紀行100選シリーズ」を通年で歩く人たちのクラブ「歩きんぐくらぶ」



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みちのく水沢 歴史街道

奥州市水沢区の市街地中心部には水沢城の城下町の風情が色濃く残り、各所に武家住宅、後藤新平記念館など様々な文化財や天然記念物が点在しています。また、市街地東部は、平安時代初期の蝦夷の長であるアテルイゆかりの地です。古代から近代にかけての歴史や文化に触れ、知的好奇心をくすぐる歴史と文化をまるごと楽しむことができるルー卜です。
番号:103003
◆コースの概要/距離:9km、所要時間:170分、高低差:-m 
◆コースの起点/地名:水沢駅、最寄駅:JR東北本線 水沢駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの終点/地名:水沢駅、最寄駅:JR東北本線 水沢駅、最寄のバス停:-、最寄からの距離:0km 
◆コースの環境・設備/トイレ:有、休憩所:有、水・食料:有、ガイド等:有、看板・標識:有、安全対策:無、近隣の宿泊:有 
◆推奨季節/春・夏・秋 
◆その他/- 
◆コースに関する問い合わせ先/奥州市 商工観光部商業観光課観光物産係、電話番号:0197-24-2111





起点 水沢駅
毎年夏に奥州市の特産品である南部鉄器の風鈴が約1,000個設置され、趣深い音色を楽しむことができます。
0.7km (15分)
1 水沢公園
明治11年頃、放浪の画家である蓑虫山人(みのむしさんじん)が設計したとされる公園で、園内にはヒガン系桜群の古木をはじめとする約500本もの桜が植えられており、春には桜の名所として賑わいます。
0.1km (分)
2 高野長英記念館
高野長英は、鎖国の中から世界に目を開き、日本の夜明けのために生涯を捧げた蘭学者です。収蔵している資料の多くは国の重要文化財に指定されています。
0.6km (10分)
3 みずさわ観光物産センター
奥州市の伝統的工芸品である南部鉄器や各種お上産、農畜産物の販売、観光情報の発信等を行っています。施設内では、地元の食を味わえるレストランも営業しています。
0.9km (15分)
4 日高神社
西暦806年の創建と伝えられています。境内には源義家が安倍貞任を討った太刀を洗ったとされる「太刀洗川の碑」があります。本殿は国の重要文化財に指定されています。毎年4月29目に開催されている「日高火防祭」にまつわる神社としても知られています。
0.2km (5分)
5 斎藤實記念館
斎藤實は、海軍大臣や朝鮮総督ののち、第30代内閣総理大臣を務め、昭和11年に「2.26事件」の凶弾に倒れました。記念館の敷地内には旧宅や書庫も残されており、非常に貴重な資料が保存展示されています。
0.4km (5分)
6 奥州市武家住宅資料館
内田家旧宅、後藤新平旧宅といった武家屋敷のほか、武家住宅資料センターがあります。センターでは、「探訪・城下町水沢」をテーマに、江戸時代の水沢城下の町並みと現在を一目で見られる地図をはじめ、武具や武器、帳場格子や算盤などの資料も展示しています。
0.1km (5分)
7 姥杉
奥州市役所正面入口の左手にあり、昭和47年に市の天然記念物に指定されました。樹齢は約450年と推定され、水沢城(臥牛城)の三の曲輪(ぐるわ)南東角にあたり、城跡の名残でもあります。
0.3km (5分)
8 後藤新平記念館
後藤新平は、台湾総督府民政長官、東京市長、関東大震災後の帝都復興院総裁、少年団日本連盟初代総裁などを務めました。大風呂敷と呼ばれるほどの先見性を持ち日本の近代化に貢献しました。館内には明治から昭和初期の貴重な政治資料が展示されています。
2.5km (50分)
9 乙女川河口公園
公園がある周辺は、西暦789年に征東将軍紀古佐美率いる朝廷軍とアテルイ率いるエミシ軍が激突したと伝えられる地です。公園内には高楼があり、水沢市街地を臨むことができます。
1.6km (30分)
10 神明社
神明社のある地区はアテルイ生誕の地と伝えられています。明治初期までは跡呂井(あとろい)村と呼ばれ、現在でも跡呂井地区と呼ばれています。境内には巣伏の戦いから1,200年目になることを記念し、1989年に町内会が建てた記念碑があります。
0.8km (10分)
11 アテルイ像
ストリートシンボルとして製作されたものです。抽象化したアテルイの顔が描かれた大火焔上器の形状で、高さ約6m、上部直径約3m、下部約2mの円筒形で、夜間は赤い目が光るようになっています。「北方の王者アテルイ」の題名があります。
0.8km (20分)
終点 水沢駅